井の頭公園の鳥たち(141)


2021年8月
・カワセミは雄と雌
・カワセミは今回も餌捕り失敗/ムスジイトトンボがスッポンの背中に

'21.8.3 , 6

3日
久しぶりに一羽のカラスを追いかけるツミを見ました。 カラスは大きさが半分もないくらいのツミに追われて、分園の木立の中に逃げていきました。子供だったのかもしれません
ボート池では雄のカワセミがギャラリーの目の前で、時々キョロキョロするものの飛び出す気配はありませんでした。食後だったのかもしれません。
その後、抱卵期間が長すぎるのではないかと思っていた御茶ノ水池のカイツブリの様子を見にいくと、巣のすぐ近くに雌のカワセミがいました。若いバードウォッチャーの話では、少なくとも2羽はいる、とのことでしたので、それはこれらの雄と雌だと思われます。
そのカイツブリは近くにいた人に聞くと、今日5羽目が孵ったとのことです。何時から見張っていたの?と思いながらも、5羽も孵ったことと、抱卵期間の疑問が解決したので良かったです。

6日
いつもは暑さを避けて朝早く池に来ていましたが、今日は自宅で平和祈念式典をTVで見ながら黙祷してからでかけました。すでに10時を過ぎて暑く、期待していませんでしたが、スッポンの背中に止まるムスジイトトンボなど予想外のシーンも撮影できました。
あの雄のカワセミは今日は弁天池にいました。お気に入りの枝に2回やってきて合計3回ダイビングをしましたが、何れも餌捕りは失敗、私はなかなか捕食シーンに出会えません。
水面では、子供のスッポンがムスジイトトンボが溜まっている枯葉に近づいていき、目の前で逃げられてしまいました。ムスジイトトンボはそのまま水面に一部出ていたスッポンの背中へ止まったままですが、スッポンは気づいている様子はありません。
スッポンはムスジイトトンボを餌だと思ったのか、あるいは単なる興味本位だったのでしょうか??

このところ空にはぽっかり浮かぶ真っ白い雲がよく見られたので、それを撮影するつもりで小形カメラを持参。七井橋からそれを撮影しましたが、帰路には空の一角に秋を思わせるうろこ雲かイワシ雲のような秋を思わせる雲が出ていました。明日7日はもう立秋です。


(3日)

・カワセミは雄と雌





3日朝早い弁天池、久しぶりに見るツミです
ツミは一羽のカラスを追いかけていましたが、カラスはすでに右の木立に隠れてしまいました
カラスは大きさが半分もないくらいのツミに追われて、一目散に逃げていきました
子供だったのかもしれません







ボート乗り場近くのロープに雄のカワセミが止まっています
食後なのか時々キョロキョロするものの飛び出す気配はありません
七井橋から撮影






七井橋が見渡せる所に移動すると、カワセミはロープ左側にまだいます
橋の上にはカワセミ好きのギャラリー、先ほど私もここに混じって撮影しました







人気者の雄のカワセミです










抱卵期間が長すぎるのではないかと思っていた御茶ノ水池のカイツブリの様子を見に来ると、そのすぐ近くにカワセミがいました
右上は時々見かけるバンです







先ほどの雄ではなく雌のカワセミです
こちらも一向に動く気配がありません









そのカイツブリ、近くにいた人に聞くと、今日5羽目が孵ったとのこと
何時から見張っていたの?と思いながらも、5羽も孵ったことと、抱卵期間の疑問が解決したので良かったです
写真の親の左の羽の下に潜り込んでいくのが雛だと思って撮影しましたが、本当??


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(6日) 今日は出遅れてすでに10時を過ぎ、暑いです


・カワセミは今回も餌捕り失敗/ムスジイトトンボがスッポンの背中に





弁天池にムスジイトトンボ
枯葉についている透明な球は何ですか?









水草繁茂
水中は深い水草の森になっているでしょう










カワセミの声、分園側の枯れ枝に飛んできたのは雄のカワセミです








飛び込んだが今回も魚を捕まえられなかった










七井橋からボート池側を見ると
空には夏の雲、ボートは一隻だけ







七井橋も人はまばら
時刻は10時半、暑いです








弁天池に戻ると落ち葉にいるムスジイトトンボに向かって大きなスッポンが近寄っていきます








寸前でトンボは飛び立った
スッポンはトンボを餌だと思ったのでしょうか、それとも単なる興味本位だったのでしょうか







飛び立ったトンボは一部陸地になっていたスッポンの甲羅に止まりました
これまた単に陸地があったと思っただけ?







スッポンは実は甲羅の大きさが人の手よりも小さいくらいの子供です








水草の上を歩くので、甲羅の陸地はまだあります








ムスジイトトンボの産卵でしょうか

















気が付くと甲羅の陸地はなくなっていました








ギンヤンマ










また雄のカワセミがやってきました








今度も失敗








こちらに向かって戻ってきます
後ろを飛ぶのはウチワヤンマ







またここに止まりました
暑すぎるので弁天橋の端の日陰に移動して撮影しました







ああ、また失敗


























ここに戻ってきましたが








すぐに飛び立って








カンカン照りの分園の欄干に場所を移動

この雄君は餌が捕れませんねー
ずっと居ついているということは、餌が捕れないわけではなく、私がその場に居合わせないだけなのですが、それにしてもねー







帰路、見上げると一角にうろこ雲?イワシ雲?








その左側にも秋を思わせるような雲がありました
夕方にはヒグラシの声もよく聞かれます




更新記録 (井の頭公園:東京都武蔵野市・三鷹市)  
2021.8.8  「カワセミは雄と雌」と「カワセミは今回も餌捕り失敗/ムスジイトトンボがスッポンの背中に」を作成しました  Nikon D500 / 80 - 400mm , Nikon 1V1


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2021.8.8