井の頭公園の鳥たち(92)
2018年1月
・雪景色(ルリビタキなど)
・ジョウビタキ、アオジ、カワセミなどと皆既月食
|
'18.1.22 - 24
22日はこのところの気象情報で連日取り上げられていた通り午前中から雪がちらほら降り始めました。午後からは本格的になり、さらに夜半まで降り続けて当地としては大雪になりました。
翌日は快晴、井の頭公園に行くと雪の中でルリビタキなどが元気よく餌を探していました。
24日にはボート池の”川”は雪解け水でほとんど水没し、カルガモの行動範囲は広がりました。
25日以降3日間は最低気温が−8℃前後と数十年ぶりの低温とのことです。特に日陰の雪解けは進みませんでしたが、28日には再び”井の頭川”が現れました。
2014年のカイボリの時には2週連続で大雪が降りましたが、今回は一回だけでおさまりそうです。 |
・雪景色(ルリビタキなど)

22日、10時頃からちらほら降り出した雪は午後2時にはひどくなってきました

ボート池
飛んでいるのはカルガモです

その後、夜半まで降り続けました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌23日

庭のヤブコウジは雪に埋もれてしまいました
お陰でヒヨドリは食べやすそう
積雪30cm以上

公園行くと、あのルリビタキがツツジの木の中にいます

少し離れてしゃがみこんでいると、ルリビタキは雪の上に降りてきました

木の実でしょうか

また降りてきて


木の実を取り出しました

また雪の上を飛び跳ね

先ほどと同じような木の実を見つけました

隣りのツバキでは花弁を掴んだメジロ
小鳥の森の水場周辺は雪に覆われてためか、トラツグミがこちらの森を飛び回っていました
「あの大きな鳥は何?」と見ているうちに、撮り逃してしまいました

ボート池の”井の頭川”にはアオサギが一羽
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌24日

林にはツグミが2羽

昨日と同じ場所にはルリビタキ

ここの雪はまだほとんど解けていません

ボート池の”井の頭川”はほとんど水没しています
奥のカルガモは活動範囲が広がりました
その後、28日には再び”川”が現れました

御茶ノ水池に佇むのはハクセキレイでした

しばらくじっとしていましたが、その後、鳴きながら?飛び出しました
2014年のカイボリの時には2週連続で大雪が降りましたが、
今回は一回だけでおさまりそうです
|
'18.1.29 - 2.2
先週の大雪で池の水は一時的に増えましたが、今は弁天池とボート池の一部を残してほぼ干上がっています。
捕獲された外来種のうち代表的なブルーギルは約250匹とのことで、4年前の時(一万匹以上)に比べて激減しています。
鳥たちでは第二公園にジョウビタキがいました。先週にはルリビタキがいたところです。ジョウビタキは縄張り意識が強いようなので、ルリビタキは追い出されてしまったかもしれません。
1月31日は皆既月食を撮影しました。夕方は曇り空だったので撮影は出来ないかもしれないと思っていましたが、「そのとき」は雲一つない幸運に恵まれました。 |
・ジョウビタキ、アオジ、カワセミなどと皆既月食

ルリビタキがいた森にはジョウビタキがいます
今期は今まで見かけませんでした
ルリビタキは追い出されたかもしれません

御茶ノ水池の”井の頭川”ではムクドリが水浴び

さらに大賑わいになったあと、突然一斉に飛び出して木の上で羽繕いを始めました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2/2、七井橋近くでアオジが羽繕い


盛んに鳴いていたコゲラ

先ほどのアオジがすぐ前の植木に出てきてぷっくり落ち着いてしまいました
あまりに近いので少し下がりましたが逃げる様子はありません

狛江橋わきにカワセミ!
池の水が減ってからやってきた(?)♀がまだいます
御茶ノ水池はほとんど干上がり、餌場はこことボート池東端くらいになってしまいました

ボート池の”川”にアオサギ
弁天池と御茶ノ水池の湧水も集まってくるので、川が干上がることはありません
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
1月31日はスーパーブルーブラッドムーン
夕方の曇り空に諦めかけていましたが、「そのとき」は雲一つありませんでした

21:44(7分前)

21:51(皆既その時刻)

22:10(19分後)
肉眼で見た月は特に19分後のときは暗い赤黒色でした
撮影時は星は全く見えておらず、カメラの高感度性能に驚き
なお、手持ち撮影のためブレてしまいました
f=FX換算750mm
ISO=6400
SS=1/25s〜1/10s
ほぼ1100mm相当の画角でトリミング |
|