秋ヶ瀬公園・彩湖(2)


2012年11月
・秋ヶ瀬公園でカワセミを初撮影
・初めて見ました−ウソ、クロジ、フクロウ、キクイタダキ
・彩湖にはジョウビタキとマヒワの群れ
・カワセミ、ウソ、アカゲラ、コサメビタキ、ノスリ、シジュウカラ
・秋の景色−シジュウカラ
・マヒワの群れ

'12.11.7,9

7日と9日、久しぶりに秋ヶ瀬公園と隣の彩湖に行きました。
3回目にして初めて「カワセミの池」でカワセミを、更に私にとって初見のウソ、クロジ、フクロウ、キクイタダキまで撮影できました。
特にフクロウはちょうどお昼時に道端で昼寝をしており、隣を人や自転車が通っても目も開けません。今春孵った幼鳥らしいのですが、警戒心はないのでしょうか?
そしてキクイタダキ(菊頂)は日本で一番小さい鳥(体長10cm、体重5g)だそうです。
他にはマヒワ、アオジ、ジョウビタキ♂♀、ヤマガラ、カンムリカイツブリなどもいて冬鳥の季節到来です。





・秋ヶ瀬公園でカワセミを初撮影





「カワセミの池」にいました













上の枝から飛び込んだが魚は捕れなかった模様









































奥の池の方に飛び去りました







・初めて見ました−ウソ、クロジ、フクロウ、キクイタダキ


− ウソ −




初めて見たウソ













3羽の小さな群れでした
右下が雄、左の二羽は雌のようです









− クロジとアオジ −




手前がクロジ、奥はアオジ
撮影時は手前もアオジだと思っていましたがクロジとのこと
クロジは雄は黒灰色で、これは雌のようですね











アオジ








− 道端で昼寝をするフクロウ −




フクロウが何と道端で昼寝中!!
こちらに背を向け顔は右を向いて寝ています
遠目にはお地蔵さん











顔が見えるように移動してみました













「フクロウがいるので右端を通ってください」と交通整理













それでも目を空ける様子はありません


一時間経ってもこのまんまです
お昼を食べるために離れたベンチへ移動









食べ終わった後、遠回りして反対側に行くと
まだ右を向いたままの姿勢でいます
すぐ目の前で撮影されても気付いているのかいないのか??
もう一人のカメラマンの話では今年の春に孵った3羽のうちの一羽でしょうとのことです


翌々日、ここに来てみるといませんでした
あまりに無警戒だったので少し心配しましたが、無事だったのでしょう







− 日本で一番小さい鳥:キクイタダキ −




森に少し入ったところに大勢のカメラマンがカメラを構えています
何々? 私も参加して訳も分からずそれらしい鳥を撮影

あとで、「ところで何という鳥?」と聞くと
「キクイタダキ、日本で一番小さい鳥ですよ」
と教えてもらいました





















頭頂に黄色い羽があるのが雌の特徴
(雄は頭頂の黄色の中に赤色があるそうです)












とにかくちょこまかとよく動く
薄暗いのも手伝ってなかなかピントが合いません























































日本で一番小さい鳥はミソサザイだと思っていましたが、キクイタダキの方が小さいですね
図鑑によるとミソサザイが10.5cmに対してキクイタダキは10cmです
見た感じもミソサザイがぷっくりしているのに比べるとほっそりしています
そして体重は何と5gほど、ミソサザイが10g、カワセミが35gくらいなのでいかに小さいかわかります
また、名前の由来は頭頂部に黄色い冠羽があるため、『菊を戴く』ということから来ているそうです


撮影中、あ、カワセミの声!
近くの「カワセミの池」から声がします
キクイタダキの撮影を中断していくと




エビを捕まえたところでした









































キクイタダキを撮影している人たちはカワセミなど見向きもしません













いくつもある池の水はどこも少なくなっていますが、
ここ、「カイツブリの池」は特にひどく、半分以上干上がっていて鳥たちの絶好の水場になっています
マヒワ







・彩湖にはジョウビタキとマヒワの群れ





ジョウビタキ♀



























駐車場のハンノキにマヒワ
松ぼっくりと同様の構造の実の中の種を食べています












突然、全員が飛び出した













50羽以上の群れでした












'12.11.21

ウソやキクイタダキはどうしたかと、来てみました。
ウソは前回撮影した場所の近くに、それも前回と同じく雄一羽と雌2羽でいました。
キクイタダキは2か所の森にいましたが、高い木の上ばかりでまともに撮影できませんでした。前回はビギナーズラックだったようです。
他にはアカゲラ、コサメビタキと思われる初めて見た小鳥、そして撮影時はオオタカだと思っていたノスリなどです。
カワセミは他の小鳥たちと比べるとゆっくり撮影できます。ダイビング時はそうはいきませんが。

(初見) コサメビタキか?





・カワセミ、ウソ、アカゲラ、コサメビタキ、ノスリ、シジュウカラ





カワセミの池で













前回と同じ雄だと思います













カイツブリの池近くにウソ













木の実をとっています













器用に中の実を出している













雌が雄の近くにいます













一回りしで戻ってくると、池に出てきました
もう少しきれいに撮れるとよかったです












森の中
アカゲラだ!とシャッターを切ったらもう飛び立っていました












飛び立った先
帰りに寄った1kmほど離れた森にもいました












アカゲラが止まった木の反対側
初めて見た名前のわからない小鳥・・・・・コサメビタキではないかと思います、でもこの時期にいるの?












真っ白な羽の裏を見せて旋回した猛禽類がここに止まった













撮影時はオオタカかと思っていましたが
ノスリですね












シジュウカラ


前回見たキクイタダキをこの森でも1kmほど離れた森でも見ましたが、
今回は高い木の枝先をせわしなく動き回っていたため
まともな写真は撮れませんでした








'12.11.29

秋ヶ瀬公園は、今月初め以来、鳥たちの種類が多いのでまた来ました。
ところが、前回いたウソがいません。その場所の餌を食べつくして他所へ移動したようです。カワセミも遠くで鳴き声を聞いただけでした。

隣の彩湖に行くと、前回同様、駐車場のハンノキにマヒワの群れがいます。前回との違いは群れが更に大きくなっていたことでした。




・秋の景色−シジュウカラ





シジュウカラの小さな群れ













かわいい目

時々モズが群れを蹴散らしていきます








・マヒワの群れ





彩湖の駐車場にはまだマヒワがいます
10本以上のハンノキ実を食べつくすにはまだ時間がかかりそう












あちこちに植えられているハンノキを渡り歩いています













何かの拍子に一斉に飛び立った
大した意味はありませんが、羽を広げているもの、閉じているもの半々くらいですね












遠くまで飛んで行ってもまた帰ってきます
これでも群れの一部で100羽以上写っています












上の写真ではスズメの群れと区別がつかないので拡大してみました












更新記録 (秋ヶ瀬公園、彩湖:埼玉県さいたま市、戸田市)
2012.11.11 「秋ヶ瀬公園でカワセミを初撮影」〜「彩湖にはジョウビタキとマヒワの群れ」を作成しました  Nikon D300 / 500mm F4.8 , 600mm F5.6 (300mm + 1.7x,2xテレコン)
2012.11.25 「カワセミ、ウソ、アカゲラ、コサメビタキ、ノスリ、シジュウカラ」を追加しました  Nikon D300 / 500mm F4.8 (300mm + 1.7xテレコン)
2012.12.3 「秋の景色−シジュウカラ」と「マヒワの群れ」を追加しました  Nikon D300 / 300mm F2.8


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2012.11.11