野川のカワセミ（１４）
2010年5月
・コゲラの幼鳥
・子育ては？
6月
・最初の雛はとっくに巣立ったとのこと
・帰りに寄った水生植物園と深大寺池
その後子育てはどうなっているかと、一月半ぶりに野川に行きましたが、その様子は分かりませんでした。
橋の近くでは上流側と下流側の雌が鉢合わせをし、噛みつき合いの縄張り争いをしました。成鳥同士がそこまでするのは今まであまり見たことがありません。
野川の前に神代植物公園の水生植物園に寄りました。
小さな池にカワセミがやってきましたが、すぐに少し離れた小池の方へ行ったため撮影はできません。しばらくして、そのカワセミは野川方向へ戻っていきました。
野川では以前に川を飛び出して民家の間を森の方へ飛ぶ姿を何度も見ましたが、その方向に水生植物園があるため、野川との間を行き来しているものと思われます。
・コゲラの幼鳥
神代植物公園、水生植物園
カワセミが飛び去ったあと、近くに木にコゲラの幼鳥がやってきました
嘴はまだ黄色っぽく、鳴き声もぎこちありません
餌をくわえた親が下に来ましたが、子供には与えず、すぐに飛び去りました
幼鳥も後を追い、葉陰になってはっきりしませんが、そこでもらったようです
・子育ては？
３月に掘っていた巣穴の近くをしばらく観察しましたが
カワセミは一向に現れません
やはり、小石が多く必要な深さまで巣穴を掘れなかったのでしょう
少し上流に行くと、鳴き声がします
私を通り越して桑の木に止まりました
雄ですね
飛んだ！ と思うと川を飛び出して行きました
巣は川べりではなく近くの森に作ったのでしょうか？？
下流側に戻ってみると、突然近くの木から上流へ一羽が飛んで行きました
知らずに近づきすぎた模様です
飛んで行った先に行ってみると、更に上流側へ
そして、藪の間に見えたので、よく見えるようにと橋の上から見るといました、雌です
そこへ、上流側の雌が来て鉢合わせです
そして、バトル！
写真は噛みついたまま２羽とも水に落ちたあと、飛びあがったところです
水に落ちたところはピントが外れてしまいました
すぐに上流と下流に分かれ、下流側の雌はここへ
さすがに大人同士、バトルは短時間で終わりました
肉眼では見えませんが、岩に止まっています
'10.6.18
約一カ月ぶり、雛は孵ったかと来てみました。
一人いたカメラマンに聞くと、最初の雛はとっくに孵って、すでにここから追い出され、親は２回目の子育てを始めているとのことです。
短時間の観察でしたが、雌と雄が来て、一羽は魚をくわえて下流へ飛んで行きました。なるほど、２回目の子育て中ですね。
帰りに、神代植物園公園の水生植物園に寄ってみると、一羽の雄が前回来た時と同じ枝に止まりました。
そのときは撮れなかったが、今回は何とか撮影できました。しかし、枝が邪魔になるので撮影場所を移動しようとしましたが、こちらをじっと見つめられ動けません。
ここには餌となる小魚などがほとんどいないらしく、前回同様すぐに深大寺方向に飛び去ってしまいました。
ミズバショウは最盛期でしょうか。
さらに、バスを待つ間に深大寺前の小池を覗くと、なんとカワセミが頭上の枝から少し先へ飛んで行きました。
しばらく羽繕いをした後、下の池に飛び込んでしっかり小魚を捕まえたあと、神代植物公園の方へ飛び去りました。水生植物園から飛び去った雄だったのかもしれません。
・最初の雛はとっくに巣立ったとのこと
雌が水浴び
近くにコロニーがあり、コサギがよく飛んでいます
雄が来て
先ほど雌が来た岩で
同じように水浴びです
少し上流へ行って戻ってくると、雌が来ていました
・帰りに寄った水生植物園と深大寺池
水生植物園
以前に来た時に止まった枝に来た！
枝が邪魔だが、こちらをじっと見ているようで動けません
餌はあまりいないらしくすぐに深大寺の方向へ飛び去りました
ミズバショウは最盛期でしょうか？
深大寺前の小さな池を覗くと
頭上の枝からここに飛んで行った
羽繕いのあと、魚がいた？
見事に捕まえました
そして、神代植物園の方向に飛び去った