酒匂川のカワセミ(6)
2009年1月
・カワアイサ
・やっと、カワセミが
・ヤマセミ?いや、ミサゴでした
3月
・残念! 餌捕りは失敗
9月
・縄張り争い
・驚かさないでよ、縄張り争い中なんだから ・ここでも噛みつき合い
|
'09.1.29
今日は初めてカワアイサとミサゴを見ました。
高い崖の木にヤマセミがいたとカメラを覗くと違う。猛禽類だ、白っぽいがオオタカではない。
川辺に降りてきて水を飲むと思いきや、少しずつ深い所に移動して水浴びを始めた。
猛禽類に似合わずどこか滑稽な姿です。驚くことに近くにいた5羽のカルガモがそれを見に?近寄ってくるではありませんか。
川の中にいれば襲われないのかな?それにしても、カルガモは警戒の様子が全くないので不思議に思っていた。
帰宅後調べてみると、この猛禽類はミサゴであり、魚を餌にしているとのこと。カルガモの行動が理解できました。 |
・カワアイサ

崖に這いつくばる木
まだ薄暗い川でカワセミの声を一度聞いただけ
その後カワセミもヤマセミもやってきません

遠くに見慣れない水鳥が水に潜っては餌を探している様子
暇なので撮ってみました

帰宅後、調べてみると「カワアイサ」という鳥でした
・やっと、カワセミが

やっとカワセミが来てくれました
羽繕いが終わると飛び去ってそれっきりでした

ジョウビタキは近くによく来ます

・ヤマセミ?・・・いや、ミサゴでした

遠くの高い木の枝
「ヤマセミだ」と思って撮ってみると、なんだか違います

こちらに飛んできた

猛禽類だ!
実は昨日井の頭公園でオオタカを見たばかり
2日連続でオオタカかと興奮したが明らかにオオタカではありません

名前はわからないまま撮影しました

さらに飛んで


川原に降りてきた


なるほど、水を飲みにきたのか
目が浸かるほど突っ込まなくてもよさそうなのに

ム?水に入ってくる

カルガモが・・・・・猛禽類だよ!

体が浸かるほど水に入ってきた
カルガモは珍しくて見物?警戒する様子は全くありません

「面白くもない」と引き上げるカルガモ

水浴びをしたくて水に入ってきたのだった

何回も水浴びをした後、羽根の水を払い飛ばす


下流へ飛び去る
追うのはカラス
|
'09.3.28 |
・残念! 餌捕りは失敗

遠くの木にヤマセミがいて、それを観察していると
近くでカワセミの声が聞こえます
流れの向こうの岩にいました

魚を見つけた!

ピントが合っていればねー

捕まえた?

一度水から出たところで再び水没、勢いをつけて

残念、捕まえられませんでした

この後も何回かダイビングしましたが
餌を捕ったかどうかはわかりません
|
'09.9.24
丹沢湖の帰り、久し振りに寄ってみました。
というのも、鮎釣りの解禁後は川は釣り人で埋まることが多いので敬遠していました。
釣りの期間は10月半ばまでだそうですが、すでに釣り人はすっかり減っているそうで、今日は一人も見かけませんでした。
代わりにカメラマンが数人、ヤマセミを待っています。
邪魔をしてはいけないので川下の土手にいると、「チリチリ」というカワセミの鳴き声がします。
対岸の薄暗い岩に2羽のカワセミがいました。もう少し近く明るいところに出てきてくれればよかったのですが。 |
・縄張り争い

チリチリという声の方を探すといました
2羽のカワセミが牽制し合っています
左下ではセグロセキレイが餌探し

中央の岩の右下にカワガラスが飛んできたと同時にカワセミのバトルが始まる

両者口を開けて威嚇

すぐに岩に降りてきて、ペンギンスタイルです
よく見ると雄と雌です

雌が雄を追いかけていきます

雄がここにきて雌は元の岩に戻っています

そこへ雌が飛んできた

雄も応戦

互いにニアミスだけで、

バトルになることもなく、

ここに落ち着きました
上が雄、下が雌です

そのまま睨み合っていると、また、カワガラスが「ジッジッ」と鳴きながらやってきて邪魔?
・驚かさないでよ、縄張り争い中なんだから

雄が少し上流の岩へ移動するとカワガラスも近くの岩へ

そのカワガラス、突然カワセミがいる岩へ

カワセミは飛び上がって逃げる

カワセミは逃げていくのかと思うと、そのまま岩に降りてきた
一回り大きなカワガラスには一目置いている模様で
カワセミ:「驚かせないでよー、縄張り争い中なんだから」
カワガラス:「スマンスマン」
と言ったとか言わなかったとか
・ここでも噛みつき合い

最初の写真からすでに一時間以上
いささか飽きてきたところで始まった
今月初めに井の頭公園でも見た互いに噛みつき合う縄張り争いです



雄の方が劣勢です



2羽とも沈んだー


雄は裏返されて水没寸前






上にいるのが雌

雄が逃げていき、20mほど離れた岩まで飛んで行ってバトルは終了です
|