仙川のカワセミ(12)
2012年1月
・餌はエビばかり
3月
・ここでも雄は知らんぷり
5月
・雌は一心不乱
・雛が孵っていました
9月
・一番子と二番子か?
10月
・ニコン1V1+ Fマウント(16-85mm) レンズ
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'12.1.31
夏には何羽かいたカワセミは今は雌の一羽だけになっています。
そして、餌はエビ(ザリガニ?)ばかりです。コサギは大きなエビも捕まえ、カワセミは小さ目のエビを捕まえています。 |
・餌はエビばかり


また捕まえた

先ほどの枝ではエビを打ちつけにくいとみえて
ここに移動してきました

頭を180度回して勢いをつけて打ちつけるので、エビはたまったものではありません
このくらいの大きさなら苦労なく食べてしまいますね

水浴び

水浴びは一回だけ
餌がエビだと、嘴や体が汚れることはないからでしょうか

同じ枝にハクセキレイが木の実をくわえてやってきた
これ、食べられないのでは?
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'12.3.22
今月、野川、関公園、和田堀公園などで見たのと同様に、雄と雌が仲良くしていますが、雌が雄に餌を要求しても雄はそれに応えようとしません。 |
・ここでも雄は知らんぷり

左の雌が雄に向かって二言三言?

雄の反対側に飛び移ったが、雄は「うるさいなー」とばかりすぐに逃げて行きました
営巣にはまだ時期が早いのでしょうか

300mほど上流、蔦の枯れ枝です
ここは雌の休養&餌捕り場

捕まえたのは黒いエビ(ザリガニ?)
近くでカワウも捕食、捕まえる量はカワセミの十倍以上と思われます
どこかへ行ってくれないとカワセミの餌がなくなってしまいそう

上を警戒しているのではなく、元の枝に戻ろうとしています

元の枝の隣に飛び上がった

丸池公園ではヒヨドリが集団で水分補給

菜の花かセイヨウカラシナか
その中にショカツサイも咲いています

帰り道、先ほどの雌の休養場所に来ると、いました
ムクドリの鳴き声に警戒?通常は反応しませんがムクドリが警戒のサインを発したのかもしれません
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'12.5.1,4
夏野菜の苗を買うためにママチャリでホームセンターへ、買い物の前に近くを流れる仙川に行きました。
雌が比較的大きな魚を運んでいきますが、どこの巣で雛が待っているのかわかりません。
今週2回目に行った時、意外にも、ここ5年間で使われたことのない水抜き穴が巣穴として利用されていることが分かりました。
雛は無事に大きくなってほしいものです。 |
・雌は一心不乱
(1日)

上流側に雌がいます

雌がいなくなったあと下流へ行くと、一羽が餌をくわえて下流へ飛んで行きます
雄が雌に与えるものと思ってそちらに行くと、いました!
しかし、それは雄ではなく雌です、更にここから下流へ飛び去ったので
下流の橋の巣で雛が孵っているのではないか?

下流の橋近くの以前の巣穴近くに行って、しばらく観察しましたが、
雌の姿はなく、いたのは雄でした(ピンク色のは散った八重桜の花びら)
そして、その巣穴が使われている様子もありません
雌はどこに餌を運んだの?

先ほど雌が餌をくわえていたところに戻ってくると、また雌が餌を探しています
飛び込んだ!

ところが水面まで半分くらいのところからUターン
「何だ、今のは」

身を乗り出したまま、やる気満々です

いた!
でもまた前回と同じく途中で引き返してしまいました

また飛び込みかけたが、中止
とうとうこの場所を諦めて飛び出しましたが、飛んでいくのは水面よりずっと上
川に隣接する公園の小池に行ったのではないかと、行ってみると

いました!
(雨が降ってきたが撮影を止めるわけにはいきません)

カラスに場所を取られてしまいました

それでも逃げ出すことはありません
先ほどから「一心不乱の餌探し」と言った感じです
(雨はさらに強くなってきました)

欄干を飛び出し

池の淵の木へ
(雨除けのために梅の木の下に避難して撮影していたが、
さらに雨脚は強くなり梅の木も傘も雨除け効果なし、
カメラとレンズを拭いても間に合いません)
まごまごしている間に、あ、飛び込んだ!

捕まえた餌は杭の向こうで食べた様子です
(あー、もう退散、こんな雨の中、ママチャリでは帰られないのでバス停へ
バスを待っていると、10分もしないうちに小止みになり空も明るくなってきた
そこでまた池へ逆戻りです)

また、雌が先ほどの木に来ています
近くをムクドリが数羽飛んでいき、警戒

さあ、餌探し


今度は捕れなかった

杭に移ってペリットをはね飛ばした!
そして川へ戻っていきました

通路にできた水溜りではスズメが水浴び

そこを餌をくわえたムクドリが闊歩

帰り道、川にイソシギでしょうか
・雛が孵っていました
(4日)

上流側に雄がいます

のんびり羽繕い

下流側で一羽が餌をくわえて飛んで行った
その方へ行くと雌が餌をくわえてじっとしています

しばらくして飛び出した先は、こちら岸の方向です
10mほど先の水抜き穴に入った!
前回見失った雌の餌運び先もここだったんだ
慌ててその場所を離れると

給餌を終えた雌が水浴び

前回から雌はどこに餌を運んでいるか?と思っていましたが、
意外にも、ここ5年間で使われたことのない場所でした
餌の大きさからすると、雛はだいぶ大きくなっているようです
それにしても雄は餌運びをしている様子がありません
たまたま見過ごしただけならいいですが、雌の奮闘ぶりばかり目にします
餌運びは2羽の共同作業だったり、雄あるいは雌の単独だったりといろいろなケースがあるようです
餌が少ないために雛の数が少ないと、単独で餌やりをすることが多いのではないかと想像しますが、
観察頻度が少ないので何とも言えません
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'12.9.28
5月、育雛中のカワセミを見て以来です。
バス通りから丸池公園の300mくらいの範囲に2羽の幼鳥がいました。最初は良くわかりませんでしたが、一羽は胸と足は褐色が濃く巣立ってあまり時間が経っていない様子、もう一羽はすでに若鳥です。5月に巣の中にいた一番子と、その後生まれた二番子ではないかと思います。 |
・一番子と二番子か?

川に着くなり活発に飛び回るカワセミがいます

川の岩から欄干に飛び上がったり、また水面近くに下りたり(二番子)

下流に行くと護岸壁に生えた草に止まっています(一番子)

丸池公園にもやってきた



上流の方の端の下
この真っ黒な写真では分かりませんが二番子です

餌を捕まえたあとさらに上流へ

そちらへ行くと、橋のすぐ近くで餌探しをしています
胸や足は黒く、巣立ち後あまり時間が経っていませんね(二番子)

中間地、小さな堰にいます(一番子)
すぐ前を二番子が下流に飛び去りましたが、目で追うだけで縄張り争いをする様子はありません

そして小さな魚を捕まえた
他にザリガニも
背景のコントラストが強すぎ撮影場所の失敗です
後処理をしましたが、このあたりが補正限界です

撮影場所を少し移動するとこんな感じになったのに

丸池で、何という花でしょうか
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'12.10.8
孫の初めての運動会に親代わりで参加。ニコン1V1にFマウントレンズ(AF-S
DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR)を付けて運動会を撮影した後、近くの仙川まで足を伸ばしました。
テレ端の焦点距離は35mm換算で約220mm相当になります。さすがにカワセミ撮影には望遠側が不足しますが、せっかくなので写真を載せました。 |
・ニコン1V1+ Fマウント(16-85mm) レンズ

アキアカネでしょうか
近寄れれば問題はありません




カルガモのお通りです

ン?

「ギャー」という何とも言えない鳴き声
コサギに追い出されてしまいました
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