洗足池公園・自然教育園のカワセミ


2011年1月
・やっといました
・枝に来て何回も捕食

2012年1月
・遠くに雌が一羽
'11.1.12

3年半ぶりに洗足池に来ました。
前回はカワセミを撮り始めた頃、目黒の自然教育園、小石川後楽園、日比谷公園心字池とカワセミに出会うことなく、足取りも重くやってきたものです。
そして、洗足池の透明な水に驚きながらカワセミを探し、やっと遠くを飛ぶ姿を見かけたときは救われました。
しかし、この時は撮影できず、今回は撮影できるまで帰らないつもりでいました。
今回は幸運なことに雌が一羽、多く撮影させてくれました。




・やっといました





池に来て一時間もたったころ、池の縁に沿って飛ぶ姿がちらっと見えた
とまったと思われる方へそっと近づくと、桜の木にいました












紅梅でしょうか
咲いているのはこの木だけ












先ほどのカワセミも見えなくなり、いるのはユリカモメばかり




人工巣穴がある方を双眼鏡で見ると
枝の先にカワセミが止まっています








池の周囲を1/3ほど回ってきてみると
既に枝先にはおらず、ここに
後ろがコンクリート製の人工巣穴です











そこで水浴び









・枝に来て何回も捕食





人工巣穴の近く
街中の池では珍しく浅瀬があり格好の餌場です












モツゴでしょうか













別の枝に移って、また餌を探しています













背景の色合いが違う場所に移動して撮影













ユリカモメが近くに飛んできた?



























また別の枝へ



























また捕まえて葦へ













そのまま押しの向こう側に行き出てこない
見える場所に移動すると、逆光です
ここでも捕まえた











池の縁













通路に生える常緑樹の中へ
カワセミが入ったと思われる茂みのすぐ下を人が通っても出てくる気配はありません
痺れを切らせて私もそこへ行き、茂みの中を探したが、カワセミは見つかりません











通路側の杭にジョウビタキ
カワセミはどこかへ行ってしまったよう












いえ、やはりその茂みにいました
30分後にそこから出てきました
その茂みを探したのに


























また捕まえた










































さっきの葦の裏側へ



1時間半の間に写真に写っているだけでも5回捕食
撮り損なっていることもあることを考えると、この「お嬢」、ずいぶん大食漢です
写っているのは同じ雌ですが、水面を2羽が飛ぶ姿を見ました
別の一羽が飛んできて、これをこの雌が追い出したものと思われます


それにしても捕食シーンが撮れません
途中、テレコンバータを外しでファインダーに捉えやすくしても効果なし
いよいよ、運動神経の問題になってきました、ああ






'12.1.27

カワセミの撮影を始めた頃に行ったことのある自然教育園に行きました。4年ぶりくらいです。
ひょうたん池は暗すぎ、水生植物園の池はこのところの寒さで半分凍結しています。ところが、北東側の湿地の先にも池があり(前回来た時には水はなかったと思います)良く日が当たっています。「きっとそこにいる」と通路で待つと、鳴き声が聞こえました。
50m以上離れていて、きれいには撮れませんでしたが、高い枝から何回もダイビングをしてくれました。




・遠くに雌が一羽





水面から5mくらいの高さの枝



























ちょうど倒木の隙間から見えました













餌は捕まえられなかった模様
雌ですね












また、同じ枝に













枝別れした向こう側に移って餌を狙う



























勢いよく飛び出しても途中で減速して狙いを定めます













今度は捕まえた1 ブルーギルではないでしょう
(2000年ころ、不届きものがブルーギルとブラックバスを密放流し、カワセミの餌となるモツゴなどの小魚や
エビが激減したとのこと、時間と費用をかけて全て駆除し、現在は外来種はいないそうです)











また枝に戻っていきます、左側の尻尾の羽が抜けていますね













少し手前の枝です









































同じように途中で減速













餌捕り枝は何カ所かあります













また別の枝













最初の枝に戻ってきた

この後も枝にいましたが、日が遮られ、肉眼ではどこにいるのか全く分からなくなりました



国立科学博物館附属の自然教育園は、研究員の矢野亮さんが園内で繁殖するカワセミの観察をもとに
「帰ってきたカワセミ」や「カワセミの子育て」を著されたことでも有名です

今回のカワセミも園内で巣立ったのでしょうか
園のパンフレットを見ると、こちらの池の近くにも小道が通っているようなので
次の機会にはそこも通ってみようと思います





更新記録 (洗足池公園:東京都大田区、自然教育園:目黒区)
2011.1.19 「やっといました」と「枝に来て何回も捕食」を作成  Nikon D300 / 300mm F2.8 + x2
2012.1.29 「遠くに雌が一羽」を作成  


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2011.1.19