狭山丘陵の鳥たち(9)
2021年10月
・チョウゲンボウ、水鳥4羽、ハクセキレイ、ヒバリ
・チョウゲンボウとノビタキ
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'21.10.11
先々週に続き狭山湖に行きました。
到着するなり、堰堤下のグランドでバッタを捕まえるチョウゲンボウを観察しました。堰堤傾斜地の道にくらべてバッタの数はずっと少ないのですが、道には私も含めて人がおり、グランドの方が狩場として適している様子です。しばらくしてチョウゲンボウは飛び去りましたが、そのあとはグランドはゲートボーラーに占有されました。
湖では、遠くに水鳥が2羽、さらに2羽と4羽のみです。これらのうちの2羽はハジロカイツブリで、冬羽への換羽が進んでいるものと遅れているもののペアと思われます。別の2羽はマガモとヒドリガモでした。それぞれ同種の仲間がいないので、別種同士で寄り添っているようです。他には井の頭池より少ない10羽弱のカワウがいます。
堰堤湖側にはハクセキレイやヒバリが餌探しをしていました。
その反対側の傾斜地には前回はセッカが数羽いましたが、今回はセッカもノビタキも見られませんでした。 |
・チョウゲンボウ、水鳥4羽、ハクセキレイ、ヒバリ

堰堤下、グランドを見つめるのはチョウゲンボウ

飛び出した



地面に

捕まえました!
しかし、捕捉の瞬間を逃してしまいました

獲物はバッタです

しばらくして




今回は失敗の様子

そのまま高いネットの上に飛び去りました
遊園地の観覧車が見えています
しばらくして、グランドではゲートボールが始まりました
チョウゲンボウは承知済みだった?
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湖の遠くに2羽

何?

上の2羽が少し移動してきました
これらはハジロカイツブリで、左は冬羽への換羽が進み、右は遅れているものと思います

こちらではマガモとヒドリガモが寄り添っています
広ーい湖にいたのはこれら4羽だけでした
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ハクセキレイです



このあと、ハクセキレイは2匹繋がったトンボ目がけて飛び上がりましたが、
トンボは獲物としては大きすぎますねー

その近くを動いていたのはヒバリです

こちらも飛び上がり


すぐ近くに降下
ヒバリは4羽の小群でした

富士山に雪はありません
真夏日一歩手前の気温で、秋の澄んだ景色が見られるのはもう少し先になりそうです

ススキやセイタカアワダチソウなどの堰堤傾斜地、セッカもノビタキも見られませんでした
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狭山丘陵の鳥たち(9) |
'21.10.28
今回もチョウゲンボウがバッタを捕まえていました。前回と違うのは捕まえる場所がグラウンドではなく、堰堤傾斜地の草地です。気温が下がりバッタの数が減っているため、グラウンドには少ないのかもしれません。
チョウゲンボウが飛び去ったあと、草地でノビタキを見ることができました。今季初めてです。
草地は羽虫の群れが飛び交い、それをノビタキが捕まえた(のではないか)ところを撮影できました。
狭山湖の帰りには隣の多摩湖とそれに隣接する狭山公園に寄りましたが、そちらは残念ながら特記するようなことはありませんでした。 |
・チョウゲンボウとノビタキ

今回もチョウゲンボウがグラウンドのネットの支柱にいます

今回はグラウンドではなく堰堤傾斜地の草地でバッタ捕りをしています
バッタの数は減ってグラウンドには少ないのかもしれません

また支柱に戻ってから草地に舞い降り

バッタを捕まえた?
(ピントが合っていればよかったのですが)


捕まえていました

堰堤傾斜地の通路
柵に止まるのはノビタキです!

柵から飛び出しては戻ることを繰り返しています、そのうちの一度だけ何とかピントがまあまあのものがありました
ノビタキは目の前の羽虫(白い点)を目がけて

羽虫を狙っていますね

次(0.1s後)のショットですが、捕まえたのかどうかはわかりませんねー
飛び交う羽虫の中で撮影しました

こちらにもノビタキ




右上を飛ぶのはバッタ
ノビタキには大きすぎます

湖側にはマガモの一団
水面にはところどころにカンムリカイツブリ、ホシハジロ、キンクロハジロが浮かんでいますが、数は少ないです
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帰りに電車を途中下車し、多摩湖に寄りました

中央右寄りに富士山


真西には奥多摩の山々
水面にはホシハジロ、キンクロハジロが各々4羽だけです、もちろん遠くは見えませんが

堰堤傾斜地は芝でしょうか、狭山湖のような草地はなく鳥たちも見られません
さらに隣接する狭山公園にも行きましたが、そちらではガビチョウの声を聞いただけでした
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