週間記録 2012

2012年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
2012/12月】 − 更新ページ −
12/24 - 12/31 (1)井の頭公園

井の頭公園の撮り納めはカワセミの縄張り争いでした。

(2)浅間山公園

初めて行った浅間山公園は思っていたより起伏に富んだ大きな公園です。
北端から入って南端の小さな丘の上(標高7、80mほど、このあたりの地面の標高は40mくらいなので、30m強上っています)のところまでヒヨドリばかりです。
そこで、おにぎりを頬張っていると、地面近くをサッと動く影が見え、ウグイスだ!と思って影を追うとウグイスではなくルリビタキ(♀)でした。
この雌はここを縄張りにしているらしく、丘の頂上から少し下がったところを巡っています。
丘から100mほど離れた東屋の近くにまたルリビタキの雌がいます。撮影はできませんでしたが、同じ雌だったのかもしれません。
来た方向にさらに下ってくると、今度は雄のルリビタキがいます。そしてその近くにウソの小群も。ウソはしばらくして見えなくなりましたが、ルリビタキはカメラの方にどんどん近付いてくるので、何回か後ずさりを繰り返しました。しまいにはすぐ近くの公園の柵の上でプックリ膨らんだまま動かなくなってしまいました。好奇心の強い雄です。

(3)小金井公園

久しぶりに小金井公園の北端にある小さな池に行きました。何回か来て初めてカワセミを見ることができましたが、隣のバードサンクチャリーは森(林?)が深く、残念ながらカワセミ以外の鳥の観察は難しいです。

今年一年を振り返ると、カワセミの他に夏鳥や冬鳥を目的にして撮影に行くことが増え、野鳥撮影の幅が少し広がりました。
今年新たに加わった鳥たちはサンショウクイ、ツミ、ウソ、クロジ、フクロウ、キクイタダキ、ヒガラ、アメリカコガモ、オジロビタキで、全部で90種類前後になっていると思います。
また、新規の撮影場所は栃木県の東荒川と宮川渓谷(5月)、東京高尾の多摩森林科学園(5月)、富士山樹海(6月)、三浦半島(6月)、東京府中市の浅間山公園(12月)です。
今年一年、本サイトをご覧いただきありがとうございました。

井の頭公園(48)


浅間山公園(48)


小金井公園(48)
12/17 - 12/23 (1)井の頭公園

ルリビタキの季節の始まりです。当分お付き合いのほどを!
雄と雌の2羽は数百m離れた場所にそれぞれの縄張りをつくって居ついています。

(2)神代植物公園

久しぶりに神代植物公園に行きました。
水生植物園では小さな池で一羽の雌が上手に小魚を捕まえています。本園では大きな池の淵の高い木の枝からやはり雌がダイビングを繰り返しています。こちらでは小魚や小エビを捕まえていますが、さすがに高いところからは失敗も多いです。

(3)善福寺公園

あのウソはどうしたかと午後から行ってみました。
まだいます!
前回と同様に雄が二羽、雌が二羽いて、ときどき藪の中から水を飲みに出てきます。桜の木も多く餌にも水にも不自由しないらしいので、ここで越冬するかもしれません。

(4)仙川公園

オジロビタキは残念ながらどこかに行ってしまいました。小さな公園なので、もっと良い場所を探しに行ったのでしょう。

井の頭公園(48) またルリビタキ♀です


神代植物公園(2)


善福寺公園(5) ウソ
12/10 - 12/16 (1)井の頭公園

御茶ノ水池の雌のカワセミと弁天池の雄のカワセミはいます。しかし、神田川から来ていた雄はこのところ見ないのでそちらに居心地に良い場所を見つけたのかもしれません。
ルリビタキは今月初めごろから来ていたようですが、雄も雌も今週になって初めて見ました。

(2)仙川公園

仙川公園にオジロビタキがいると聞いて行ってみました。
見たことも聞いたこともない鳥です。
私が持っている2冊の図鑑にはオジロビタキは載っていません。インターネットで調べると「旅鳥で越冬することはまれ、見られるのは日本海側のみ」と書いてあります。
今年は寒さが早くやってきて日本海側の積雪が多いために、こんなところに来ているのでしょうか?

(初見)オジロビタキ

井の頭公園(48) ルリビタキ♀


【森の鳥たち】仙川公園 オジロビタキ♀
12/3 - 12/9 (1)井の頭公園

すっかり秋も深まってきました。池から森の方にはカワセミ、エナガ、ウグイス、コゲラ、イカル、シメがいます。
ルリビタキもすでに雄と雌が来ていると聞きましたが、まだ出会えません。

(2)善福寺公園

ほぼ一年ぶりの善福寺公園です。
というのも、井の頭公園で熱心に野鳥観察をしている人からウソが来ていると聞いたからです。
行ってみると茂みから定期的に水を飲みに出てきます。さらに、数羽のコガモに混じってアメリカコガモという珍しいらしいカモも。
午後から行ったため、両方ともうまく撮れなかったので、翌日は朝から行きました。
ウソは前日は分かりませんでしたが、雄が2羽、雌が2羽の4羽います。しかし、アメリカコガモは他のコガモとともに他所に行ったらしくもういません。

地域によってはウソが害鳥と言われるのは、写真のように桜等の花芽を食害するためですね。今回は4羽の小さな群れでしたが、大きな群れであれば桜の花芽はなくなってしまう恐れがあり、桜の名所にとっては深刻な被害になりかねません。

今年はあちこちの公園などで例年より多くウソやキクイタダキなどが見られるそうです。山や里山がどうかなっているのでしょうか?

(初見)アメリカコガモ

井の頭公園(48) 紅葉


善福寺公園(5) ウソ
2012/11月】 − 更新ページ −
11/26 - 12/2 (1)井の頭公園

もみじも色づいてきました。全面紅葉している木、緑とのグラデーションをなすもの、まだ緑色のものといろいろです。

(2)狭山自然公園

電車で新聞を読んでいて目的の駅を通り過ぎ、次の終点駅まで行ってしまいましたが、遠くはないので問題はありません。
そこから多摩湖の堰堤に上ると正面に真っ白な富士山が見えます。北風が吹き空気は澄んでいてきれいに見えます。
北側から狭山自然公園に入ると期待に反して何もいません。反対側の公園出口近く、やっとのことでカラ類の群れに出会いました。その中にはキクイタダキも混じっていました。

(3)秋ヶ瀬公園・彩湖

秋ヶ瀬公園は、今月初め以来、鳥たちの種類が多いのでまた行きました。
ところが、前回いたウソがいません。その場所の餌を食べつくして他所へ移動したようです。カメラマンの数が激減しているのはそのためだったようです。
カワセミは遠くで鳴き声を聞いただけで、撮影したのはシジュウカラだけでした。
隣の彩湖に行くと、前回同様、駐車場のハンノキにマヒワの群れがいます。前回との違いは群れが更に大きくなっていたことでした。

(4)柳瀬川

秋ヶ瀬公園で鳥影が少なかったので、帰りに柳瀬川に寄りました。
金山調整池では真っ赤に色づいたピラカンサにやってきたのはカワセミではなくオナガとツグミです。残念ながらカワセミはまたお預けでした。

井の頭公園(47) 紅葉


【森の鳥たち】狭山丘陵 キクイタダキ


【森の鳥たち】秋ヶ瀬公園(2) マヒワの群れ


柳瀬川(5) ピラカンサの実を食べるツグミ
11/19 - 11/25 (1)井の頭公園

20日は寒い朝、池に行くと水面から立ち上る霧の中にキンクドハジロが2羽。モヤと言ったら、それは春の季語で秋は霧なんだそうです。
日が当たってくると見る間に霧はなくなってしまいました。
翌々日、七井橋でカワセミの「チリチリ」という鳴き声、また縄張り争いかなと声の方を探すとボート乗り場近くのロープの上でやっています。
また、雄と神田川から来る幼鳥で、以前と同じく幼鳥が雄の周りを飛んでは牽制しています。そしてとうとう噛みつき合いの喧嘩を始めました。あとで写真をよく見ると雄が幼鳥を水に沈めています。噛みつき合いを終わった後も幼鳥は何回か雄の周りを飛び回って、負けてはいません。雄はいささか疲れた様子。
この2羽は相性が悪いですねー。それにしても、今まで噛みつき合いまでは見ませんでした。

(2)野 川

前回真夏に来て以来3カ月ぶりです。
今年はウソがあちこちで見られるようなので、野川公園自然観察園に行きました。しかし、姿は見えず撮影したのはヤマガラだけでした。
自然観察園を出たあと、隣を流れる野川を御塔坂橋まで歩くと、いつもと同じようにカワセミを4羽見ることができました。

(3)秋ヶ瀬公園

ウソやキクイタダキはどうしたかと、来てみました。
ウソは前回撮影した場所の近くに、それも前回と同じく雄一羽と雌2羽の群れでいたので同じ個体かもしれません。
キクイタダキは2か所の森にいましたが、高い木の上ばかりでまともに撮影できませんでした。前回はビギナーズラックだったようです。
他にはアカゲラ、コサメビタキと思われる初めて見た小鳥、そして撮影時はオオタカだと思っていたノスリなどです。
カワセミは他の小鳥たちと比べるとゆっくり撮影できます。ダイビング時はそうはいきませんが。

(初見) コサメビタキか?(夏鳥のはず、今頃いるんでしょうか)

井の頭公園(47) 猛烈縄張り争い


野川(28)


【森の鳥たち】秋ヶ瀬公園(2) ウソ
11/12 - 11/18 (1)井の頭公園

木々は黄葉したもの、葉を落としたものさまざまです。もう少しするとカエデなどが紅くなります。
カワセミの他にウソ、ヒガラ、マヒワ、カワラヒワ、アオジを撮影しました。
ウソとマヒワは先週の秋ヶ瀬公園に続いて見ることができました。特にウソは井の頭公園で初めて見ました。また、ヒガラは熱心なバードウォッチャーに「シジュウカラに混じっていることが多いですよ」と教えてもらい、その後よく見つけられるようになりました。お陰で観察の幅が少し広がりました。

(2)明治神宮

3年半ぶりの明治神宮です。
北参道から北池、宝物殿、明治神宮と巡りましたが、目(耳)につくのはヒヨドリだけ。
御苑に行くと、カワセミ、ヤマガラ、ヒガラ、アオジ、ジョウビタキなどがいました。
人懐っこいとはいえ、ヤマガラが隣に置いたカメラに止まってびっくり。逃げないので手を出すと手の先に止まります、小鳥の軽さを実感しました。
ちょうどお昼のサンドイッチを食べていたので、パンを小さく千切って差し出しても見向きもしません。スズメなどのように雑食ではなく、木の実しか食べないのでしょうか?

(初見) ヒガラ

井の頭公園(47)


井の頭公園(47) ウソ(♀)


明治神宮(3)
11/5 - 11/11 (1)秋ヶ瀬公園・彩湖

ニュースです。
久しぶりに行った秋ヶ瀬公園で
@私にとって初見のウソ、クロジ、フクロウ、キクイタダキを撮影できました。
特にフクロウはちょうどお昼時に道端で昼寝をしており、隣を人や自転車が通っても目も開けません。今春孵った幼鳥らしいのですが、警戒心はないのでしょうか?
そしてキクイタダキ(菊頂き)は日本で一番小さい鳥(体長10cm、体重5g)だそうです。
A3回目にして初めて「カワセミの池」でカワセミを撮影できました。
他にはマヒワ、アオジ、ジョウビタキ♂♀、ヤマガラ、カンムリカイツブリなどもいて冬鳥の季節到来です。

(2)井の頭公園

観察機会は多くありませんでしたが、先々週と同じく雄と神田川の幼鳥がボート池で睨み合いをしていました。その最中にカラスが闖入し、前回ほど長くは続けませんでした。
更新はありません。

(初見)ウソ、クロジ、フクロウ、キクイタダキ

【森の鳥たち】秋ヶ瀬公園(2) ウソ


【森の鳥たち】秋ヶ瀬公園(2) クロジとアオジ


【森の鳥たち】秋ヶ瀬公園(2) 道端にフクロウ


【森の鳥たち】秋ヶ瀬公園(2) キクイタダキ
2012/10月】 − 更新ページ −
10/29 - 11/4 (1)井の頭公園

今週は御茶ノ水池の雌と弁天池の(ボート池にもよく出張している)雄です。
9月頃から居ついている御茶ノ水池の雌の幼鳥は、今まで「雌の幼鳥」と記してきましたが、下嘴の一部にはまだ黒色が残るものの足はすっかり赤くなってほぼ成鳥と思われるので、今回から「雌」と記すことにします。

(2)柳瀬川

ほぼ半年ぶりです。金山調整池のピラカンサにカワセミが止まることを期待して行ってみました。
ところが、カワセミはピラカンサの下を何回も行き来するのに止まってはくれません。
翌々日、再度トライしましたが、行き来する回数も前回より少なくとうとう止まってくれませんでした。
近くにはカワセミの他に多くの鳥たちがいました。

(今季初見)マヒワ、シメ、ジョウビタキ

井の頭公園(47)


柳瀬川(4)
10/22 - 10/28 (1)井の頭公園

井の頭池の東端で長時間に渡って縄張り争いをしていました。途中の一時はもう一羽も加わり、それは3時間も続く激しいものでした。

井の頭公園(46) 長時間の縄張り争い
10/15 - 10/21 今週は風邪のためにお休みです。
それなのに、約束していたゴルフには行きました。フェアウェイでドライバーを手に持ったりと集中力散漫でした。
更新はありません
10/8 - 10/14 (1)井の頭公園

カワセミが姿を見せないかと御茶ノ水池が見渡せる藤棚で待っていると、池の上を白い腹を見せて旋回する鳥がいます。瞬間的にオオタカだ!と思いカメラを取り出しましたが、少し手間取ったこともあってすでに姿はありません。
もしかすると以前に止まっていた高い杉(?)の木にいるかもしれないと七井橋に行ってみると、数本ある高い木のうちの一本で数羽のカラスが枝を飛び移っています。その近くをよく見るといました。オオタカの成鳥です。
カラスは執拗にオオタカの周りを飛び、しばらくしてオオタカは七井橋の上から文化園分園にカラスとともに消えていきました。

カワセミは3羽のうち御茶ノ水池を縄張りにする一羽(♀幼鳥)だけ見られました。雄と新入りの幼鳥はどうしたのでしょうか。

(2)仙 川

孫の初めての運動会に親代わりで参加。ニコン1V1にFマウントレンズ(AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR)を付けて運動会を撮影した後、近くの仙川まで足を伸ばしました。
テレ端の焦点距離は35mm換算で約220mm相当になります。さすがにカワセミ撮影には望遠側が不足しますが、せっかくなので写真を載せました。

井の頭公園(46) 久しぶりにオオタカを見ました


仙 川(12)
10/1 - 10/7 (1)井の頭公園

井の頭池には3羽のカワセミがいます。
主に弁天池にいるおとなしい雄の成鳥、御茶ノ水池の主の雌の幼鳥、そして今回わかった神田川から捕食にやってくる雌の幼鳥の3羽です。
3羽目は以前から来ていたらしいのですが、今回目の前で幼鳥同士がにらみ合いを始めたため、3羽いることがはっきりわかりました。

先週の台風以降、池のアオコはほとんどなくなりました。
夏鳥の秋の渡りはもう終わったと思いますが、今年も観察はできませんでした。オナガカモやキンクロハジロなどがちらほら見られるようになりました。

井の頭公園(46) 確認できた3羽目
2012/9月】 − 更新ページ −
9/24 - 9/30 (1)井の頭公園

先週まであれほど賑やかだったミンミンゼミの鳴き声はすっかりなくなり、時々ツクツクボウシが鳴く程度になりました。これでカワセミの声もよく聞こえるはずです。
このところ御茶ノ水池の幼鳥ばかり探していたが弁天池に行くと雄の成鳥がいました。
この日も翌日も、同じ枝に止まったままほとんど動きません。
以前に御茶ノ水池で幼鳥に追いかけられていたのはこの雄だった模様、向こうには怖い幼鳥がいるので弁天池でじっとしているのでしょうか?

公園通路わきに白い彼岸花が咲いていました。初めて見たので思わずパチリ。

(2)仙 川

5月、育雛中のカワセミを見て以来です。
バス通りから丸池公園の300mくらいの範囲に2羽の幼鳥がいました。最初は良くわかりませんでしたが、一羽は胸と足は褐色が濃く巣立ってあまり時間が経っていない様子、もう一羽はすでに若鳥です。5月に巣の中にいた一番子と、その後生まれた二番子ではないかと思います。
ところで、親たちはとこ?

井の頭公園(45) 白い彼岸花


仙 川(12)
9/17 - 9/23 (1)井の頭公園

今回は最近では珍しくひょうたん池で撮影できました。
井の頭池の水がひょたん池から流れ出たところが神田川の源流になります。近所の年配の人は「ひょうたん池?どこ?」、昔は「丸池」と呼んでいつも水遊びをしていたそうです。

(2)自然教育園

新宿で用事を済ませた後、目黒まで足を伸ばしました。しかし、カワセミも夏鳥も見当たりません。帰り際に職員に聞くとカワセミは来るが、営巣は2009年を最後にしていないそうです。また、夏鳥は井の頭公園などと同じように渡りの途中に寄るそうで、今朝オオルリを見ましたとのこと。私が見たのはヤマガラだけでした。

井の頭公園(45) 久しぶりにひょうたん池で
9/10 - 9/16 (1)井の頭公園

暑さは続き、今週も川はパスです。
森の夏鳥は相変わらず見つかりませんが、池では2羽のカワセミの追いかけ合いが見られました。

井の頭公園(45) 久しぶりにボート池で
9/3 - 9/9 (1)井の頭公園

先週頃からオオルリ、センダイムシクイ、サンコウチョウなどの夏鳥が南へ帰り始め、井の頭公園に寄っているそうです。
この夏生まれた若鳥も一緒のはずで、何回か観察に行きましたが見つかりません。渡りはまだ続くので何とか見たいものです。
池のカワセミにも今週は出会えずじまい。そのようなわけで今週は更新はありません。
一時の暑さは和らいできたので来週から川にも行くつもりです。
更新はありません
2012/8月】 − 更新ページ −
8/27 - 9/2 (1)井の頭公園

久しぶりの縄張り争いです。
一羽はいつもいる幼鳥、もう一羽は雄の成鳥で、攻撃されているのは何と雄の方ばかりです。

今回はニコン1V1を使いました。
このところ、とこどき腰痛を起こすので、日常用は300mmF4レンズと1V1を組み合わせた軽量機材にしてはどうかと思い、1V1の使い勝手を再確認するためです。
Fマウントレンズを付けたときにAF-Cが使えないことは我慢するとしても、休止状態からの立ち上がり時間の遅さにはやはりイライラさせられます。
そして、肝心の新規に購入しなければならない300mmF4レンズには手ぶれ補正機能がないこともあって、まだ当分「思案中」になりそうです。

井の頭公園(44) 縄張り争い
8/20 - 8/26 (1)井の頭公園

猛暑日一歩手前の日々が続き、アブラゼミとミンミンゼミの鳴き声が一層暑さを感じさせます。
今週も池では幼鳥と雄を見ました。
カルガモの雛は今週も見当たりません。

(2)関公園

4月以来、雛は孵ったかと気になりながら、とうとう5カ月経ってしまいました。
しかし、いたのは雄が一羽だけです。
一回目と二回目の雛たちは無事に巣立ったが、今回三回目は巣立ち目前のところをヘビに襲われてしまったとのことでした。
それ以来両親は姿を消し、別の雄が来るようになったようです。

(3)新宿御苑

新宿に用事があったので、その帰りに新宿御苑に行きました。
残念ながら、どの池にもカワセミは見当たりません。そして、人もほとんどいません、そりゃ、この暑さですからね。

井の頭公園(44)


関公園(5)
8/13 - 8/19 (1)井の頭公園

今週、何回か池に行きましだがカルガモの雛が見当たりません。まだまだ親のあとを追って泳いでいるはずですが、葦の浮島の中にいるのでしょうか。
カワセミは弁天池に雄が、御茶ノ水池に幼鳥がいます。幼鳥は居ついているようですが、雄はたまにしか見かけません。

井の頭公園(44) 弁天池の雄
8/6 - 8/12 (1)井の頭公園

先週に続き、同じ理由でカワセミ観察は低調です。
弁天池に張り出した文化園分園の手摺に雄の成鳥と思われるカワセミが一羽、朝早く来ると時々見られます。
そして、七井橋脇ではカルガモの雛が4羽、近くに親の姿はなくちょっと心配です。こんなに遅い雛の誕生は珍しいのではないでしょうか。

(2)野 川

久しぶりに朝から曇。勇んで野川に出かけましたが、予想ははずれ、着いてすぐに強い日差しが照りつけてきました。
上流側から日蔭を伝いながら榎橋まで歩き、その間にカワセミは6羽いました。さすがにカワセミもハクセキレイも暑さに閉口、口を空けていましたが。


楽しませてもらったオリンピックも終りました。「なぜ思うように走れなかったのか理由がわからない」という女子短距離の福島選手、早く理由が見つかるといいのですが。
そして、猛暑日や真夏日から解放されたいものです。

井の頭公園(44) カルガモのヒナ


野川(28) 暑い!!
7/30 - 8/5 (1)井の頭公園

暑さとオリンピックでの日本選手の活躍でカワセミ観察は低調です。
3日、御茶ノ水池で幼鳥が止まっている枯れ枝にシオカラトンボがやってくるとパクリ。

ツミの雛たちは親共々どこかに行ってしまったようで、巣の近くには見当たりません。

井の頭公園(44) カワセミ幼鳥
2012/7月】 − 更新ページ −
7/23 - 7/29 (1)サンコウチョウの巣作りと子育て(その4)

前回、サンコウチョウが雄雌交代で抱卵していたので、そろそろ雛が孵っているものと期待しましたが、残念ながら巣は放棄された後でした。
幼稚園生などの川遊びが原因ではないかと思われます。何しろ巣の前の小さな空き地でビニルシートを広げ着替えなどしているので。
近くでは鳴き声も聞こえているので、今度はこの経験を生かして適切な場所に営巣することでしょう。
他にはオオルリとキビタキを撮影しました、両方とも鳴かないのは子育てを終わったためでしょうか。

このシリーズは今回で終了です。また来年、観察させてもらいたいと思います。

【森の鳥たち】三浦半島の野鳥(2) キビタキ
7/16 - 7/22 (1)井の頭公園

カワセミは雄が池を飛び回っては雌の関心を引いています。そして、頻繁に雌のもとに餌を運んできます。6月初旬にいたツガイと同じかどうかわかりませんが、そうであれば今年2回目の子育てが期待されます。
また、雄と雌の縄張りを追い出されたものと思っていた幼鳥もいます。以前にいた幼鳥かどうかは不明です。

巣立ったツミの幼鳥を観察することができました。
巣の近くで2羽が同じ枝に止まったり、追いかけっこのように飛び回ったりしています。
たまにカラスが近くに来ると、親は「ピョッピョッピョッピョッピョッ」と鋭い警戒音を上げながらカラスを追い払いますが、カラスが幼鳥を狙っているようには見えません。

井の頭公園(43) カワセミ♂


井の頭公園(43) ツミ巣立ち雛
7/9 - 7/15 (1)サンコウチョウの巣作りと子育て(その3)

前回(2週間前)、だいぶ大きくなっていた雛たちはすでに巣立っていて、巣の近くは静かなもの。餌の多い場所に移動したのでしょうか。
巣作りが遅々として進まなかった方は、がんばって完成させ、抱卵中です!

(2)井の頭公園

井の頭公園では、また、ツミの観察です。
2羽の雛たちはすでに巣立っており、巣は空っぽです。まだ自分で餌は捕れないはずで、親の近くにいるものと思いますが姿は確認できません。
カワセミはどうなっているのか、来週は見てみたいと思います。

(3)東荒川と宮川渓谷

栃木県でのゴルフのあと、前回同様、塩谷町まで足を伸ばしました。
一夜を明かしたコンビニの駐車場で、何と近くでサンコウチョウが聞こえます。小雨が降り続き、暗いため撮影は諦めて見ていると、向かいの杉林から飛んできて電線に止まり、こちらの杉林に入ってまた鳴いています。「電線に止まったサンコウチョウ」など初めて見ました。一時間ほど間断なく鳴き続けていましたが、その後、声は途絶えてしまいました。

東荒川でヤマセミはいないものかと車を止めたところで、またサンコウチョウの声です。こちらは大きな杉林。道路側の杉の木のてっぺんを3羽のサンコウチョウが飛び回っては鳴いています。尻尾の長い雄は確認できませんでしたが、3羽もいるのは幼鳥が含まれているのではないかと思います。

さらに足を伸ばして県民の森へ。渓流の水量は前回に比べて格段に多く、流れの音は鳥の声をかき消すほどです。上流まで行った帰り道、オオルリの声が聞こえました。今まで聞いたより鋭い声のような気がします。そして、出来損ないのサンコウチョウの鳴き真似も。最初はオオルリとサンコウチョウがいる!と騙されました。

残念ながら、写真には見るべきものはありません。

【森の鳥たち】三浦半島(2) サンコウチョウ


井の頭公園(43) ツミ♀


【森の鳥たち】宮川渓谷 オオルリ
7/1 - 7/8 (1)井の頭公園

先週は三鷹の公園のツミの雛を載せましたが、井の頭公園のツミにも2羽の雛が孵っていました。
以前にツミのものらしい巣を見つけましたが、親の出入りは確認できず、本当にツミの巣かどうかは不明でした。しかし、今月3日、その巣に雛の尻尾が見え、やはりツミの巣であることがわかりました。その後、雛は2羽いることが確認できました。

コチドリの3羽の雛は一週間たって無事に大きくなっています。池のカワセミ観察はお休みです。

(2)修景池の「蓮とカワセミ」は今年も撮れないか

どこかの池で蓮の花が咲いているのをテレビで見て、府中の修景池に行きました。
大賀蓮はすでにほとんどが散っていますが、他の種類はまだこれからというものが多くあります。しかし、カワセミの気配はなく、近くの多摩川でもやはり気配はありません。去年の川の工事で流れが変わったためにカワセミがいなくなったのかもしれません。修景池には多摩川からやってくるので、「蓮とカワセミ」はどうも期待できそうにありません。

井の頭公園(43) ツミ♀
2012/6月】 − 更新ページ −
6/25 - 6/30 (1)井の頭公園

今週は雛たちの特集になりました。
コチドリと三鷹のツミの雛、先週からのカワセミ幼鳥です。

(2)サンコウチョウの巣作りと子育て(その2)

サンコウチョウの子育てはどうなったかと、再度行ってみました。前回の雨模様と異なり、今回は晴です。
子育ては順調、ときどき嘴だけ見えていた雛たちは巣の上に出てほぼ全身が見えるほどになっています。森の上を頻繁に飛ぶカラスが、巣に少しでも近づくとサンコウチョウの雄も雌もカラスに突っかかっていきます。驚いたのはオオタカにもちょっかいを出すカラスが小さなサンコウチョウの攻撃に一目散に逃げていくことです。よほどの形相でカラスに向かっているに違いありません。
巣作りの方は、前回、6時間ほどでかなり大きくなっていたので、もう完成しているものとばかり思っていましたが、途中放棄してしまったようでサンコウチョウもおらず巣も大きくなっていませんでした。ところが、帰りに覗いてみると前回同様2羽で巣作りをしています。巣が大きくなっていないのは、一週間サボっていたのか、並行して他にも作っているのか理由はわかりません。

今回はサンコウチョウの他にカワセミとオオルリも撮影できました。天候が良かったためか人が多くいましたが、みなサンコウチョウ目当てで、カワセミやオオルリなどほとんど見向きもされません。

井の頭公園(42) コチドリ雛


【森の鳥たち】三浦半島 サンコウチョウ
6/18 - 6/24 (1)井の頭公園

池には2羽の幼鳥も来て、ツガイと合わせて4羽になり、賑やかになりました。
でも、台風の翌朝はいつもいたツガイがいません。鳴き声は一度聞きましたが。
また、三鷹のツミの巣は台風で無事だったかどうか?
今週はカワセミが数軒先の家のテレビアンテナに止まりました!カメラを持って屋上に戻るとすでに飛び去ったあとです。魚もいないのに長居はしませんよね。NHKテレビのダーウィンが来たという番組で「町のカワセミ」写真を募集している(締め切りはすんだかもしれません)ので、「吉祥寺の空を舞うカワセミ」と題も決まっているのですが、肝心の写真は無理無理。

(2)サンコウチョウの巣作りと子育て

台風の翌々日、神奈川県の三浦半島に行きました。
カワセミと夏鳥の観察のためです。当日は天気予報も芳しくなく行くかどうか迷いましたが、予定より一時間遅れで出発しました。
行ってみると、何とサンコウチョウがあちこちで鳴き。そのうちの一か所では巣作り中、一か所では子育て中でした。
お昼には雨も降ってきて撮影条件は良くありませんでしたが、サンコウチョウに囲まれた感じの一日でした。
カワセミ?一度姿を見ただけでした。

井の頭公園(42) 幼鳥も2羽



【森の鳥たち】三浦半島 サンコウチョウ
6/11 - 6/17 (1)井の頭公園

森の方でツミを追いかけている間に、池ではカワセミのツガイが産卵の準備をしています。
今週出かけた3日すべてで交尾を繰り返しています。しかし、ものの本には「交尾は巣穴掘りが終わってから」とありましたが、井の頭池に巣はないはずなので、どうなっているのかわかりません。来週にはよく調べてみたいと思います。
自宅の上にカワセミが飛んできます。先週、幼鳥ではないかと書きましたが、2羽のこともあるので興奮したこのツガイが池を飛び出してくるのではないかと思います。
ツミは相変わらずサワラの木に雄がいる状態で、様子に変化はありません。

(2)富士山樹海の野鳥

富士山麓、青木ヶ原樹海に続く野鳥の森公園に行きました。
精進湖近くの東海自然歩道に行くつもりでしたが、その少し手前でカーナビを見ると、近くに「野鳥の森公園」というのがあったので、まずそこに寄ることにしました。
入口すぐに芝生広場があり、その周辺にはホオジロの他にシジュウカラなどがいます。
森に入るとまさに樹海です。すぐにヤマガラの幼鳥、キビタキ、ミソサザイの声。そしてサンコウチョウの声。
サンコウチョウもいると分かれば、自然歩道に行くのはやめ、ここにいることにしました。
キビタキはその後ずっとどこかで鳴いていましたが、姿が見えたのは一度だけ。ミソサザイはいくら探しても姿は見えないので、別の鳥かとも思っていました。午後になってまたミソサザイ?が鳴いていた場所に行くと、また鳴いています。木の枝ばかり探していましたが、地べたを這うように飛びながら時々苔むした溶岩などに止まって鳴いています。
そして、暗い溶岩の窪みに頻繁に入っていきます。雛に餌を与えているものとばかり思っていましたが、巣作りの最中でした。
サンコウチョウの声は結局朝の一度だけ、天候は曇りで、たまに日は差すものの森の中は薄暗く、多くは撮れなかった写真もピンボケ連発という結果でした。

井の頭公園(42) カワセミのツガイ


【森の鳥たち】富士山周辺 ヤマガラ雛
6/4 - 6/10 (1)井の頭公園

今週もツミに翻弄されてカワセミ観察はゴイサギ島で見た雌だけ、低調です。あの上嘴が赤い雌かどうかは不明です。
驚いたことに自宅でカワセミの声を聞きました。何だ何だと上を見ると、公園方向へ飛んでいくカワセミでした。幼鳥がやってくる時期なので、親に追い出された幼鳥だったかもしれません。

ツミのものらしい巣を見つけましたが、出入りはいまだ確認できず、本当にそうなのかどうかは不明です。ここから2kmほどのところ、住宅地の中の小さな森ではツミが営巣しています。抱卵中のツミを初めて見ました。

(2)野川と神代水生植物園

ほぼ2カ月ぶりに野川の御塔坂橋〜飛橋を往復しました。その間、もうすっかり大きくなった幼鳥が一羽、まだ親から餌をもらっているらしくチッチと鳴いている幼鳥が一羽いましたがそれらは撮影できませんでした。成鳥は雌が3羽、雄が1羽いましが、久しぶりのカワセミ撮影にもかかわらず、どこか注意力散漫で、雛の面倒を見ているのかどうかはっきり分かりませんでした。
野川のあと神代水生植物園に行くと、雄が一羽、近くの人にお構いなしに木道の欄干からエビを捕まえて植物園園の外へ運んでいきました。どこかで雛が待っているに違いありません。

井の頭公園(42) ツミ♀


野川(28)



神代植物公園(2)
2012/5月】 − 更新ページ −
5/28 - 6/3 (1)井の頭公園

またまたツミです。
毎日ではありませんが、今月上旬から観察を始めた結果は
 ・雄と雌の2羽がいます
 ・雄雌ともに誕生から2年目の若鳥のよう
 ・雌は雄から餌をもらっている様子
 ・雄は朝7時半前後には羽繕いを終えてどこかへ出勤
 ・営巣不明
のようになります。

カワセミは先週「雌に代わって雄が居ついています」と書いたばかりですが、あの上嘴が赤い雌がまた来ていました。

(2)多摩森林科学園

入社当時(40年以上も前)上司だった方から、グループで写真展をやっているが、カワセミのすごい写真もあるから見に来ないかとお誘いをいただいた。
そこで、写真展を見る前に少し足を伸ばして、高尾にある多摩森林科学園に行きました。夏鳥撮影が目的です。
園内はオオルリやミソサザイがいそうな小さな流れがあり、起伏に富んでいて樹頂が見渡せるような場所もあります。しかし、聞こえるのはウグイス、ホトトギス、ガビチョウ、ヒヨドリなどの声ばかりです。
園内最奥部の散策路ではヤマドリが餌をついばみ、その周りにはカメラマンが、3,40人もいます。その横を通り過ぎてしばらく行ったところで軽やかなキビタキの声、ところが葉に遮られてどうしても姿は見えません。さらにその先でもキビタキのさえずりが聞こえます。しかし、写真は一枚も撮れませんでした。
また、園内の一角には桜保存林がありましたが、ほとんどが聞いたこともない品種です。これを見ると、ほぼソメイヨシノ一色の井の頭公園も多様な品種にすればいいのではないかと思います。ソメイヨシノが強健で花がきれいということなのでしょうか。
写真展のカワセミはすごい!一度に4匹の魚をくわえて飛び上がった瞬間の写真です。オイカワがうじゃうじゃいる横浜市の川で撮影したそうです。

井の頭公園(41) ツミ♂
5/21 - 5/27 (1)部分日食を撮影

金環日食の日、井の頭池にカワセミ探索に行く時、もしかすると金環が撮影できるかもしれないと思いNikon1V1を持参。
金環は撮影できませんでしたが、雲のお陰で何とか部分日食を撮ることができました。

(2)井の頭公園

今週もまたツミです。今回、雄と雌の区別がわかりました。
羽の色(背)の他に、わかりやすいのは雌は目が黄色いのに対して雄は赤褐色という違いです。
そして、雌が雄から餌をもらっているようですので、営巣してくれないかと期待しています。

カワセミは今月第二週以降姿を見せなくなった雌に代わり、雄が居ついています。

井の頭公園(41) 金環日食を過ぎてしまった


井の頭公園(41) ツミ♀ 食事中
5/14 - 5/20 (1)井の頭公園

夏鳥探しのお陰でカワセミ観察が疎かになっていますが、今週も雄のカワセミを見ました。
夏鳥は先週のサンコウチョウ騒ぎはうそのようで、サンコウチョウはおろかキビタキなども見られません。そろそろ、ここでは渡りのシーズンは終了のようです。
唯一、夏鳥ではありませんがツミが前回見たのと同じ枝で今回も羽繕いをしていました。ひとしきり羽繕いをしたあと、急に鳴いて、飛び去った方を見るともう一羽います。ツガイに違いありません。
以前に石神井公園で営巣したと本で読んだので、こちらでも巣を作るかもしれません。ただ、ここはバス通りのすぐ隣なので・・・・?。

(2)ヤマセミ

久しぶりに神奈川県の川と湖に行きました。娘が神奈川に住んでいた頃はよく行きましたが、東京に戻ってきてからはさっぱり、2年8ヶ月ぶりです。

川では、6時半過ぎ一羽が下流へ飛んでいき、その5分後もう一羽がやはり下流へ飛んでいきました。撮影した写真をよく見ると、あとのヤマセミは魚をくわえていました。はっきりしませんが、それは雄らしいので雌にあげるのか、それとも雛に与えるのでしょうか?
光線の具合が良くなくなってきたので、8時には川をあとにし湖の方へ移動。

湖は以前とは景色が一変、川が流れ込む場所は堰が撤去されたのはいいのですが、流れは直性的な急流に変更されて変化に乏しくなり、川に渡されていたロープも撤去されたためそこからダイビングするカワセミやヤマセミの姿も見られなくなりました。
橋の上から川と湖を観察すると、ホオジロ、下の河原には2羽のコチドリ、そして聞こえるのはヒヨドリやガビチョウの声ばかりです。
カワセミが飛ぶ姿を一度見ましたが、ヤマセミの気配はありません。そこで、先ほどの川からあまり遠くないところにある神奈川県立の森に夏鳥を見に行こうかと思い始めたとき、湖の上をふわーっと飛んでくる2羽の鳥がいます。ヤマセミの飛び方とは違うようなので何かなと双眼鏡で見ると、え?ヤマセミです。
それから3時間、2羽は湖の対岸から橋の近くまで餌も捕らず飛びまわっていました。
撮影時は当然ツガイの雄と雌だと思っていましたが、写っていたのは雄ばかり、2羽が一緒に写っている写真を見ると両方とも雄でした。
そういえば、枝などに止まってみすぐに飛び出し、2羽が飛んでいる最中に一羽が水に飛び込んで方向変換したりしていたのは縄張り争いだったのかもしれません。

そんなわけで、森はパスしました。
行き帰りの高速道路は雨、特に行きは強い雨に遭いましたが、撮影場所はその心配もなく快適に過ごせました。

井の頭公園(41) ツミ、羽繕い仕上げ


ヤマセミ3(8) 川のヤマセミ


ヤマセミ4(3) 湖のヤマセミ
5/7 - 5/13 (1)井の頭公園にサンコウチョウがやってきたが撮れません

弁天池に雄(成鳥)がやってきました。
今週は出掛けたり、森の方に行くことが多く、あの雌はいるのか、雌との関係はどうなのかわかりません。

12日早朝、森の方に行くと、いつもの若夫婦が「小鳥の森にサンコウチョウが来ていますよ」と教えてくれた。行ってみると複数羽の鳴き声がします。
なかなか見つからなかったが、双眼鏡で何とかきれいな目を見ることができました。でも、早朝から夕方近くまで粘ったのにとうとう撮影はできませんでした。
翌朝、「今日こそ撮影を」と森に出かけました。
昨日と違い、いたのは一羽だけで姿さえ見ることができず、30分ほどで鳴き声もしなくなりました。「今日こそ」の意気込みは、見事に返り討ちにあってしまいました。

(2)東荒川と宮川渓谷でオオルリを堪能

9日は栃木県にゴルフに行きました。せっかく遠くまで行くので翌日は撮影に行こうと探鳥地の本を見ると、ヤマセミがいる場所があります。また、その近くには夏鳥が見られるところもあるとのことで、絶好の場所です。
ゴルフ当日のうちに現地を偵察しておこうと、風呂も入らず高速道路経由現地へ。
東荒川に着くと、本降りの雨です。すでに暗くなっていてはっきりは分かりませんでしたが、川の近くに行ける場所は限られ、川幅は想像していたよりずっと狭いため、ブラインドなしではヤマセミ撮影は難しそうです。

町に戻る途中のコンビニの駐車場で一夜を明かし、翌朝4時前に起床。幸運にも雨は上がっています、でも寒いです。
東荒川ではヤマセミは見られませんでしたが、カワガラスの親子とオオルリを、宮川渓谷ではオオルリ、ミソサザイ、サンショウクイ、キビタキなどを見ることができました。
発表された竜巻情報を心配しながらでしたが、オオルリをはじめ多くの鳥たちを堪能でき、良い小旅行でした。

(初見)サンショウクイ

井の頭公園(41) サンコウチョウ捜索中に


【森の鳥たち】宮川渓谷 オオルリ
5/1 - 5/6 (1)仙 川

夏野菜の苗を買うためにママチャリでホームセンターへ、買い物の前に近くを流れる仙川に行きました。
雌が比較的大きな魚を運んでいきますが、どこの巣で雛が待っているのかわかりません。
今週2回目に行った時、意外にも、ここ5年間で使われたことのない水抜き穴が巣穴として利用されていることが分かりました。
雛は無事に大きくなってほしいものです。

(2)井の頭公園

今週もキビタキの声を聞きましたが姿は見えず、撮影はできませんでした。
池に来ると、どこかへ行ったものとばかり思っていたあの雌がまだいました。
ゴイサギ島とアキニレの木の間を往復した後、対岸の分園側に行って捕食、何と、魚をくわえ直して分園の中の方へ運んでいきました。
まさか分園内には巣穴はないはずで、その方向の先を流れる玉川上水に営巣しているのかと思っているうちに、3分ほどで戻ってきました。
玉川上水で給餌して戻ってくるにしては早すぎるような気もするし、うーん、どうなってるの?

観察会の人の話では1日と4日に珍しいアカガシラサギが井の頭池に来たというので、その仲間内では大騒ぎだったそうです。
4日は仙川との間を往復したのではないかと。そう言えば、その日は私は仙川にカワセミを撮りに行っていましたが、カメラを持った人が何人もいたのはそのせいだったと納得。
サギの仲間で珍鳥の部類に入るらしく、私は井の頭公園にも仙川にも行っていたのに残念なことをしました。

という訳で、今週はよくわからない話や残念な話ばかりでした。

仙川(12)


井の頭公園(41)
2012/4月】 − 更新ページ −
4/23 - 4/30 (1)井の頭公園

カワセミはあの雌の一羽だけです。週後半にはこの雌も見かけなくなり、お相手が見つかったのかもしれません。

夏鳥はなかなか見つかりません。久しぶりに観察会の人に会うと「その先にキビタキがいますよ、そこでテレビの取材を受けました」「小鳥の森には、○○、○○、サンショウクイも来ていて、今が渡りの最盛期です」と。
翌朝、高い木の上を移動するジョウビタキの雌のような鳥を見つけ、撮影しました。調べてみるとどうもオオルリの雌のようです。
さらに3日後、やっとキビタキの囀りを聞きました。木々の葉が茂ってきていてなかなか姿は見えません。双眼鏡で声の方を探すと枝の隙間に見えました。夏鳥を今季初撮影!

井の頭公園(40) キビタキの後ろ姿 今季初撮影!
4/16 - 4/22 (1)井の頭公園

そろそろ夏鳥の渡りが始まる頃、小鳥の森に行ってみました。すると、若い人が「向こう側にオオタカがいますよ」と教えてくれたので、そちらへ行くと人だかりがしています。
野鳥観察会のベテランたちです。「オオタカ、オオタカ、あそこのサワラの木、ここからよく見えるよ」と、またまた教えてもらい撮影することができました。
それにしても、逆光になっていて一目ではまず見つかりそうにないのによく見つけたものだと感心します。
そして、その人たちの話を聞いていると、練馬の公園にコマドリが来ているということで、撮影した写真を見せてもらいました。そこでは「餌付」をしていて大勢のカメラマンが来ているが、餌付けは今日で終わりにするそうだということでした。

早速、翌朝電車を乗り継いで行ってみると、大きなコマドリのさえずりが聞こえます(井の頭文化園でコマドリなどが飼育されているので、鳴き声は知っていました)。そちらに行くと、何と何とカメラの放列、おまけにまだ餌付けもしています。
「餌付」には議論のあるところですが、30分ほど撮影してそこを退散し、キビタキなどを探しましたが声は聞かれませんでした。

そうそう、小鳥の森にはキビタキやオオルリなどが来始めているそうです。コマドリも。5月に入ればキビタキが囀りだすと思うので、そうすれば私にも見つけられるはずですが・・・。池のカワセミ(赤い嘴の雌)はまだいます。

井の頭公園(40) 久しぶりにオオタカを見ました


(番外) コマドリ
4/9 - 4/15 (1)井の頭公園

週末には、池の東端は散った桜の花びらで埋め尽くされ、水面は見えなくなっていました。
このところ見かけないので子育てのためにどこかへ行ってしまったと思っていた、あの上嘴まで赤い雌がまだいました! 七井橋のすぐ前10mほどのところです。
狭い橋からの撮影のために、吉祥寺駅に向かう大勢の人たちの邪魔になったかもしれませんが、遠慮ばかりもしておられません。
それはともかく、このカワセミには早くどこかへ行って雛を育ててもらいたいものです。

(2)野 川

前回から5日後、桜は満開だろうと行ってみました。このところの温かさと、前日の雨と強風でソメイヨシノはすでに散り始めています。
カワセミは雄が餌を運んでいましたが、相手の雌がどこにいるのかわかりません。

井の頭公園(40) あの雌はまだいました


野川(27) メジロは桜にも
4/1 - 4/8 (1)井の頭公園

上嘴も赤い雌のカワセミはすっかり姿を見せなくなりました。
1日に咲き始めたソメイヨシノは8日には満開です。花見客の場所取りにより、ラジオ体操の人たちは隅に追いやられています。来週には静けさが戻るでしょう。

(2)野 川

井の頭公園の桜は8分咲き、見頃です。さくらにカワセミが止まったところの写真を撮りたいと思い野川に来ました。前回より少し下流です。
桜の開花は井の頭公園より少し遅く3分咲きくらいです。
そこには前回の3組のツガイにくわえてもうひと組のツガイがいました。雌は盛んに鳴いていますが餌をもらっているのか確認はできませんでした。
そこでは桜にカワセミは止まってくれそうになく、止まるのはヒヨドリやムクドリばかりです。
少し上流に移動すると、ちょうど桜の木に入っていくカワセミが見えました。

井の頭公園(40) 週末にはさくらが満開


野川(27) さくらは3分咲き
2012/3月】 − 更新ページ −
3/26 - 3/31 (1)関公園

前回は雄雌共同で巣穴掘りをしていましたが、今回は求愛給餌が見られました。
さらに、雌が巣に長時間入ったままでてこなくなり、抱卵を始めたもようです。このぶんでは、今月終わり頃には雛が巣立つものと思われます。

(2)野 川

野川では3kmほどの区間に3組のツガイがおり、求愛給餌も始めました。
御塔坂橋では雄同士が食事もせずに5時間に及ぶ縄張り争い、繁殖の時期でありそう簡単に場所を明け渡すわけにはいかないということでしょうか。

(盆栽の手入れに忙しく、更新が一週間遅れました)

関公園(5)


野川(27) 雄同士の縄張り争い中
3/19 - 3/25 (1)井の頭公園

先週気付いた上嘴も赤い雌を今週数カ所で撮影しました。光線の具合でそのように写っていたのではなく、やはり赤いのは間違いありません。
雄と雌の二羽とも、週後半には見かけなくなりました。例年どおり子育てのためにどこかへ行ってしまった可能性があります。

(2)仙 川

今月、野川、関公園、和田堀公園などで見たのと同様に、雄と雌が仲良くしていますが、雌が雄に餌を要求しても雄はそれに応えようとしません。

井の頭公園(39)


仙川(12)
3/12 - 3/18 (1)井の頭公園

先週、雄と雌の常駐場所が入れ替わったと書きましたが、それは誤りでした。
14日には御茶ノ水池のオシドリ小屋に雌がいます。その後弁天池では2羽が追いかけ合い、枝に止まって互いに牽制をしてもすぐにどちらかが逃げて行きます。
ニュースです。18日に撮影したカワセミの雌の写真をよく見ると、上嘴も一部赤くなっています。以前に京都の友人が京都御苑で撮影したカワセミは上嘴もほぼ全体が赤い個体でした。こちらはそれほどではありませんが、このような雌は初めて見ました。

久しぶりに西園に行くと、もう山に帰ったものとばかり思っていたルリビタキがまだいました。去年は3月25日までいたとのこと、もう少しの間楽しませてくれそうです。
河津桜がやっとちらほら咲き始めました。近くにある寒緋桜の蕾はまだ固い感じです。

(2)和田堀公園

久しぶりの和田堀公園です。
河川の水質悪化により、60年代に奥多摩方面に後退したカワセミの生息域が、再び回復する拠点となったと言われている由緒ある?公園です。
ツガイと思われる雄と雌が隣を流れる善福寺川へ行ったり、この池で食事をしたりしています。ただ、今回滞在した4時間ほどの間、餌場に来て捕食するのは雄だけ、雌は池に来ても餌場とは離れた場所で餌を捕っています。途中、善福寺川へ行って池を離れていた時間もあるので正確な話ではありませんが、雌は餌場で捕食することを潔しとしないのかも??
善福寺川の河畔には巣穴もありました。今年掘ったものではなさそうですが、再利用するのではないかと思います。

(3)柳瀬川

いつもより上流側の柳瀬川を観察しようと、電車を一駅手前で下りて川に着くと水はほとんど流れていません。しばらく下流へ行くと、何と「一級河川、空堀川」と大きな看板、「え、柳瀬川じゃないの?」。事前に地図は見たが川の表示がなく、てっきりそこが柳瀬川だと思っていました。おまけに「そらほりがわ」ではなく「からほりがわ」とふり仮名があり、水が少ないのを納得しました。
それでも、もう少し下流に行くと水が増えてきて、いました!雌のカワセミがせわしなく飛び回っています。さらに少し下流にはお気に入りと思われる枝で雄が休憩中。
さらに下流へ行くと、柳瀬川との合流点に出ました。やれやれ。

折角なので合流点から上流側の柳瀬川に行ったところ、民家の間から見える両岸こは河畔林が続き、大変雰囲気の良い川になっています。しかし、川沿いに道はないため、しばらくそこにいると、チーという鳴き声とともに一羽のカワセミが上流へ飛んで行きました。きれいな場所なのに残念です。
再び合流点に戻り、見慣れた柳瀬川を下流へ歩いくこと10分、チッチッとのカワセミの鳴き声に向こう岸を探すと2羽が縄張り争いをしています。相手に飛びかかるわけでもなく、時々相手を見てはチッチと鳴く程度のおとなしい争いです。雌同士だったからでしょうか。
金山調整池はカメラマンラッシュです。ピラカンサのある池の中の島は、葛や草類が取り除かれてきれいになっています。

調整池をあとに、来た道を戻って空堀川に来ると、柳瀬川で見た雌同士のおとなしい縄張り争いに比べ、今にも噛みつき合いそうな雄と雌の激しい争いや、嘴に土をつけたカワセミなどを見ることができました。

井の頭公園(39) 上嘴も赤い雌


和田堀公園(5) 4年ぶりの和田堀公園


柳瀬川(4) 雌同士がおとなしく縄張り争い
3/5 - 3/11 (1)関公園

前回から二週間、ツガイの様子を見にいきました。
2羽は仲良く巣穴掘りを始めています。しかし、同じ枝に止まって雄が餌を捕まえてきても、隣にいる雌をしり目に遠くの枝に行って食べてしまうなど、求愛給餌は見られません。

今回はNikon 1V1を使いました。動作が遅く、Fマウントレンズに付けた場合には機能に制限がある(1V1はせっかくAFは早いのに、AF−Cが使えない)ため、このところ敬遠していました。三脚に載せて動きのない被写体を撮影する場合には、解像度もよく、望遠効果を生かしていきたいと思います。

(2)井の頭公園

雄と雌の常駐場所が完全に入れ替わりました。今までお茶ノ水池にいた雌が弁天池に、弁天池にいた雄が御茶ノ水池にいます。
ウグイスがまだぎこちない囀りを始めました。

関公園(5) Nikon 1 V1+ Fマウントレンズ
2/27 - 3/4 野川と井の頭公園でも2羽のカワセミの鉢合せが起きています。これらもまだ雄が雌に餌を与えることはありませんが。

(1)野 川

野川公園自然観察園から御塔坂橋まで歩きました。
その間に見られたのは雄が3羽、雌が1羽いて、そのうち一カ所では枝に止まっていた雄のところへ雌がやってきて同じ枝に止まりましたが、雄はすぐに飛び立ってしまいました。
しかし、雄はすぐ近くに移動しただけで互いに鳴き合っています。
関公園や井の頭公園と同じようにそろそろカップルが誕生するものと思います。

(2)井の頭公園

カワセミが活動的になってきました。概ね御茶ノ水池には雌が弁天池には雄がいましたが、互いに頻繁に縄張り侵犯をするようになってきました。
今週に入って一度雪は降りましたが、氷点下に下がることもなくなったためでしょうか。
遅れていた梅もちらほらと花をつけ始め、定番の「梅にメジロ」も見られるようになりました。

野川(26) もうすぐカップル誕生か?


井の頭公園(39)
2012/2月】 − 更新ページ −
2/20 - 2/26 (1)井の頭公園

カワセミは御茶ノ水池と弁天池でそれぞれ好きにしており、ルリビタキは相変わらず西園の縄張りで餌を捕っています。

(2)関公園

昨年5月に巣立ったばかりの雛を見て以来、9カ月ぶりに行ってみました。
現地に着くとちょうど2羽が止まり木に止まっているところでした。雌は盛んにチッチッチと鳴いて雄に餌をねだっていますが、雄は知らんぷり。まだ春は遠いということでしょうか。

(3)ヤマセミ

今週は電車の事故もなくスムーズに現地に着きましたが、ヤマセミの姿はなく、声も聞かれませんでした。どこかへ行ったの??
よくあることとはいえ、連続して早起きが徒労に終わるといささか気力をそがれます。もう一度チャレンジして、やはり駄目な場合は場所を変えた方が良さそうです。

井の頭公園(38)


関公園(5)
2/13 - 2/19 (1)井の頭公園

カワセミはやはり2羽います。来月になれば求愛給餌など動きが活発になるでしょう。
今週はルリビタキ、ウグイスそして例年より少し遅れて咲き始めたクロッカスを撮影しました。ルリビタキ(♂)は好物?のミミズを求めて公園事務所の周囲を巡っていることが多く、ここを縄張りにしているようです。例年、他の場所には雌もやって来ますが今年はまだ見ません。

(2)ヤマセミ

事故で電車が止まり、いつもより一時間遅れて奥多摩に着きました。しかし、ヤマセミは遠くを飛ぶ姿を見たのと、帰り道で下を流れる川から聞こえた鳴き声だけでした。
他には50羽くらいのアトリの群れ、、カワセミが2羽、雄が圧倒的に多い20羽ほどのオシドリの群れを見ました。

井の頭公園(38)
2/6 - 2/12 (1)井の頭公園

雄と雌の2羽は健在です。

(2)新製品

各社から新製品が発表されたり、噂が流れたりしています。ニコンからもフルサイズ機が2機種発表され、落ち着かない日が続いています。
反対に撮影は低調です。寒いけど、頑張ってヤマセミ撮影にも行かなくちゃ。
今週は更新はありません。
1/30 - 2/5 (1)仙 川

娘のアパートで孫のお守をしたあと、近くの仙川に行きました。
夏には何羽かいたカワセミは今は雌の一羽だけになっています。そして、餌はエビ(ザリガニ?)ばかりです。コサギは大きなエビも捕まえ、カワセミは小さ目のエビを捕まえています。

(2)石神井公園・三宝寺池

雄が一羽、相変わらず餌場で簡単に小魚を捕まえています。続けざまに何匹か捕まえたあと、捕まえた魚をすぐには食べようとしないこともあり、井の頭公園などのカワセミではありえません。
それでも、朝早くは餌かごに魚がいれらていないのか、中の島や池の淵で小魚を捕まえているので、他の場所に行っても生きていけるのではないかと思います。
この日は天気予報通り10時過ぎから突然強い風が吹き始め、枝にしがみついているカワセミの尻尾が直角に持ち上げられました。そんなこと、初めて見ましたが、カワセミもびっくりしたことでしょう。

(3)井の頭公園

西園のルリビタキはどこへ行ったのか、その後見つかりません。ニコン1V1より動作の早いD300を持って探しているのですが。
池では御茶ノ水池の雌のカワセミをよく見かけます。そして、弁天池の雄が偶に御茶ノ水池に来ると、すぐに雌に追い返されています。
全国的に低温となった3日は、井の頭公園のあちこちにあるアオキの葉は萎れ、池も七井橋の両側とボート池の東側の半分以上に薄氷が張りました。最低気温は氷点下5℃です。4日はさらに気温が下がり氷点下5.4℃でしたが、なぜか氷はボート池の東側の狭い範囲だけでした。

仙川(12)


石神井公園(4) 強風で


井の頭公園(38) 今冬一番の寒さ
2012/1月】 − 更新ページ −
1/23 - 1/29 (1)野 川

23日夜の雪が積もり、翌朝は快晴、野川で雪景色の中のカワセミを撮りに野川に行きました。実は奥多摩にヤマセミを撮影に行きたかったのですが、20cmの積雪と聞き、雪の渓谷の単独行は危険かと思い諦めました。
野川では、中央高速道下から上流の野川公園までの間に雄と雌が各々3羽ずついました。雪はすでにかなりの部分は解けていて、「雪が積もった枝にカワセミ」は撮れませんでしたが、写真のほとんどは背景などに雪を入れてみました。

(2)井の頭公園

今週も雄と雌の2羽が御茶ノ水池と弁天池にいました。写真はニコン1V1で撮影しました。
また、西園では今年初めてルリビタキを見ました。放置自転車の保管場所ができたり、近くのプールは取り壊されたりして、少し様子が変わっていますが、毎年同じ場所にやってきます。
ただ、今回の撮影はピンボケばかりだったので、次週以降再挑戦したいと思います。

(3)自然教育園

最近滅多に都心に行く機会がありません。今回、夜に友人と会う機会があり、それならその前に池をのぞいてみようと、洗足池に行きました。しかし、カワセミの姿はありません。カメラを持った人の話では「去年の11月頃から来なくなった」とのこと。
そこで、カワセミの撮影を始めた頃に行ったことのある自然教育園に行ってみました。4年ぶりくらいです。ひょうたん池は暗すぎ、水生植物園の池はこのところの寒さで半分凍結しています。ところが、北東側の湿地の先にも池があり(前回来た時には水はなかったと思います)良く日が当たっています。「きっとそこにいる」と通路で待つと、鳴き声が聞こえました。50m以上離れていて、きれいには撮れませんでしたが、高い枝から何回もダイビングをしてくれました。
ところで、前回は入園料を払いましたが、今回は無料でした。え?「高齢者」の仲間入りをしたためらしいです。

野川(26)


井の頭公園(38)


自然教育園
1/16 - 1/22 (1)井の頭池

2羽のカワセミが弁天池と御茶ノ水池を行き来しているようで、偶に鉢合せをして追いかけ合いをしています。
森の方にはルリビタキはまだやってきていません。また、今年はまだ見たことのないレンジャクを見たいんですが、・・・。ムクドリのような飛び方をするそうです。

(2)野 川

今回は、D300を持って野川に行きました。
途中から腰痛が再発したためあまり移動はできませんでしたが、今年初撮影した雌のカワセミと、少し上流の雄のカワセミは同じ場所で縄張りを維持しています。
川のところどころに生えた桑の木などが切られたあと、カワセミが餌を狙える枝はほとんど枯れ草ばかりです。
そして、安心して休める場所は水面から2,30cmの草陰だけになっていますが、この雌も、少し上流の雄も縄張りを放棄しないのは餌の小魚がいるためでしょう、

井の頭公園(38) 2羽のうちの一羽


野川(26)
1/9 - 1/15 (1)ニコン1 V1でヤマセミ初撮影

先週の野川などでのV1の撮影練習をもとに、今週は第一の目的だったヤマセミ撮影のために奥多摩に行きました。
場所を移動しながら合計で約6時間待った末にやっと遠くに一羽ののヤマセミを見つけることができました。100m以上も離れていましたが、APS−CフォーマットのD300に比べて1.8倍の望遠効果のあるV1が有効であることを実感、岩陰に沿ってゆっくり近づき最終的には60mくらいのところから撮影できました。

ヤマセミは最初は枝に止まって完全休養モードでしたが、その後は何回かホバリングをしながらダイビングを繰り返していました。そのような動態撮影のためにD300も持参しました。しかし、さすがに遠すぎてそれらは撮影できませんでした。

(2)善福寺公園

今回はD300でカワセミを撮影しました。V1に比べるときびきびとストレスなく撮影できます。しかし、枝に出てきてはすぐに木陰に隠れてしまうせっかちなカワセミには泣かされました。

ヤマセミ1(7) ニコン1V1ヤマセミ初撮影


善福寺公園(5)
1/1 - 1/8 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
ここ数年穏やかなお正月が続いていましたが、今年は日はさすものの乾燥した強い風が吹きつけました。

そんな正月二日、気になっていたニコン1V1を撮影機材に加え、さっそくマウントアダプターを介して従来の300mmF2.8レンズを付けて撮影しました。
目的は
@マウントアダプターの仕様では使えないとされているx1.7倍とx2倍テレコンバータが使えるか
A解像度、AF動作、高感度性能、リモコン動作、バッテリーの持ち、使い勝手など
B上記2点からカワセミやヤマセミ撮影でどのようなシーンに適するか
の確認です。
これらを使用した場合の画角は35mm換算で
(a)1V1+300mmレンズ: f=810mm(F2.8)
(b)1V1+300mmレンズ+1.7倍テレコンバータ: f=1,350mm(F4.8)
(c)1V1+300mmレンズ+2倍テレコンバータ: f=1,620mm(F5.6)
相当になります。

(1)野 川

取扱説明書の勉強もそこそこに、3日には野川に行きました。
撮影には上記(a)、(c)と三脚を使っています。さらに、5日には(b)と三脚を使用しました。
カワセミは御塔坂橋から下流の細田橋までの2km弱のあいだに雄雌各2羽がいました。野川(26)のページに載せたのはそのうちの3羽です。

(2)善福寺公園

久しぶりに善福寺公園に行きました。
今回は上記(b)と一脚による撮影です。カワセミは上の池の弁財天島の周りを一羽の雄が巡っていました。
換算焦点距離1,000mm以上では、一脚での撮影ではさすがにピントがピタリと合う確率は減ってきます。

以上3回の撮影の結果はつぎの通りです。(3回とも快晴で、良い撮影条件での結果です)
@はAF,VRなど問題なく使える。・・・・ニコンがなぜ仕様上使えないことにしているのか分かりませんが、詳しく見るとAF速度や精度が仕様を満足しないなどの問題があるのかもしれません。
Aでは(D300との比較(一眼レフと比較するのはかわいそうですが))
・解像度、高感度性能は今のところ問題なし。
・AF動作自体は問題なし。
Fマウントレンズを使う場合、AF−Sモードのみに制約されるので動態撮影はできません。もっとも、超望遠のためAF−Cモードが使えたとしても難しいと思いますが。
・リモコン動作では全押しのみ(半押し機能がない)ので使いにくい面がある。
・バッテリーは220枚撮影(RAW)して残容量6%と持ちが悪い。
まだ慣れないために、いろいろカメラをいじっていたことが影響していると思います。その後、こまめに電源オフにする、レンズのVRをオフにするなどより改善しましたが、予備電池は必須。なお、仕様上は倍程度の枚数撮影できます。
・使い勝手では、撮影直後に撮影画像が表示されるが、これを表示しないように設定できないので、カメラ動作が「とろい」と感じられる。電源オン時の立ち上がり時間も長い。
B適用シーン
デジスコにも匹敵する超望遠撮影用として十分に使えることが分かりました。特にヤマセミ撮影では被写体に近づくことがほとんど期待できないので有効だと思います。条件は三脚必須です。

野川(26) ニコン1V1初撮影


善福寺公園(5)


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2012.1.8