週間記録 2013 年

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2013/12月】 − 更新ページ −
12/23 - 12/31 (1)井の頭公園

今回で今年の探鳥は終わりです。カワセミと冬鳥、夏鳥と多くの鳥たちに楽しませてもらいました。
池のカイホリの準備は終わり来年初から水抜きが始まるようです。以前にも書きましたが、これにより池の水はきれいになるでしょうが、カワセミは当分いなくなるものと思います。そして、今後きれいな水を維持するために、カイホリの他にどんな方策がなされるのか(現在の浄水設備では効果は限定的なように思われます)ちょっと疑問が残ります。

(2)野 川

野川公園自然観察園から御塔坂橋まで歩きました。
芝生に上がったアオサギのほか、あちこちにモズとカワセミがいました。
カワセミは6羽、モズも同じくらいの数です。
カワセミは、このうち5羽は雄、雌は一羽だけでした。カワセミの縄張り距離からみて、この範囲には6羽くらいが限度だと思われるので、雌はどこかへ追いやられてしまったものと思います。
モズも縄張りを持つと聞きますが、雌が多かったのは偶々なのかどうか分かりません。

今日は大晦日、年々一年が早く感じられるこの頃です。
昨年秋、井の頭公園で熱心なバードウォッチャーに「あそこにヒガラがいますね」と言われ、「ヒガラって何?」という会話が冬鳥探しのきっかけでした。お陰さまで、今までは森の青い鳥、ルリビタキくらいしか興味がありませんでしたが、今年はウソ、キクイタダキ、ヒレンジャク、アリスイ、コイカル、オジロビタキなど冬鳥の魅力も発見しました。
夏鳥では新たにホオアカ、ノビタキ、エゾビタキなどにも出会えました。
今冬は冬鳥観察2年目で期待していましたが、期待に反して冬鳥は少なく、寂しい思いをしています。どうも去年が冬鳥が多い特異年だったようで、まさしくビギナーズラックでした。
一年間、本サイトをご覧いただき、本当にありがとうございました。

■井の頭公園(57) ウグイス


■野川(32) 
12/16 - 12/22 (1)井の頭公園

しつこいようですが、昨年のように多くの種類の冬鳥は来てくれません。池の傍も森もヒヨドリとカラスに占領され寂しい冬が続いています。

(2)多摩川

今回は是政から多摩川左岸を上流へ、関戸橋を渡って右岸を一の宮公園まで歩きました。
是政近くの多摩川では、河川敷の葉を落とした木にノスリがとまっています。川原の方に行きかけると、ノスリがいる方でキーキーという猛禽類の鳴き声がします。引き返してみるとオオタカより小さいタカ(ハイタカ?)です。そしてチョウゲンボウも。
南武線の鉄橋下を通って川原に出ると、遠くにカワセミがいます。しかし何とも遠すぎ。
さらに上流の河川敷の道を歩いていると、足元から6,7m先の木の枝へ飛びあがった鳥が・・・・アオジです。そのままじっとしているとこちらを無害と思ったのか道に下りてきて、時々こちらをうかがいながらせっせと草か木の実を食べています。
河川敷の道もない草原を行くと、お腹の白い鳥が飛び出してはその先で枯草の中に見えなくなり、それを繰り返しているうちに一羽が低い枯れ木にとまりました。双眼鏡で見るとカシラダカです。今季初めて見ましたが、撮影はできませんでした。
道に戻って、さらに上流へ歩くとススキの枝にホオジロが止まりました。綿のような穂先をついばんでは実を食べているようです。
関戸橋を渡って右岸に行くと前回チョウゲンボウが止まっていた中洲の流木には何もいません。手前の浅瀬にカワセミもいません。強い北風が吹く中、しばらくして流木を見ると止まっています。前回と同じチョウゲンボウでしょうか。そこを飛び立って近くの細い木に、風と枝の細さのために苦労して止まりました。撮影していると、もう一羽がファインダーの中を横切りました。チョウゲンボウはツガイでいたのかと思っていましたが、写真を見ると飛び去った方はハイタカだったようです。
カワセミは一羽見ただけでしたが、ノスリ、チョウゲンボウ、ハイタカ、トビと多くの猛禽類がいました。

■井の頭公園(57)


■多摩川(9) チョウゲンボウとハイタカ?
12/9 - 12/15 (1)井の頭公園

今週のカワセミ:いつもの雄と雌2羽にくわえて、幼鳥と思われる雄を見ました。
にぎやかなヒヨドリは赤いイイギリの実を食べ、ツグミはエノキの実を食べています。
来ているらしいルリビタキにはまだ出会えません。

(2)明治神宮

代々木で用事を済ませた後、明治神宮の北池に寄りました。一年ぶりです。
北池にはカワセミの姿はありませんでしたが、少し離れたところでヤマガラの群れを、そして今季初めてルリビタキを見ました。

■井の頭公園(57)


■明治神宮(3)
12/2 - 12/8 (1)井の頭公園

今週も先週と同じ雄と雌です。雄は御茶ノ水池に、雌は弁天池にいました。

池のカイホリは広い池を二つに仕切り、2回に分けて行うようです。水質改善とコイを含む外来魚の除去(現在は95%以上が外来魚)が目的ということです。
カワセミの餌となるモツゴなどの数が回復するのにどのくらいの時間がかかるのかわかりませんが、来年以降数年はカワセミが見られなくなる恐れがあります。

(2)野 川

御塔坂橋から、途中で調布飛行場に寄り道し、飛橋までを往復しました。
前回(11/13)はカワセミが2羽しか見られず餌が少なくなったのかと思っていましたが、今回はいつものように5,6羽おり、状況は変わっていませんでした。

(3)秋 川

ヤマセミを見に今週は秋川に行きました。川に着くなり遠くで枝から飛び出す姿を見ました。その後、期待を込めて川に沿う道を歩きましたが、飛び出した場所の少し上流でまた飛ぶ姿を見ただけでした。ちらっとでも姿が見えたので良しとするにはいささか抵抗があります。
もともと鳥が多い場所ではありませんが、それにしても、鳥の姿がありません。休みながら6時間ほど歩いた間に見たのはオシドリ、カワガラス、モズ、セキレイくらいで、カワセミには一度も出会いませんでした。
シャッターを切ったのはオシドリと川に沿った山道で出くわしたツミの3枚だけという成果⇒「秋川」ページの更新はありません。

■井の頭公園(57)


■野川(32)
2013/11月】 − 更新ページ −
11/25 - 12/1 (1)多摩川

井の頭公園などに冬鳥が来ないので、27日、久しぶりにヤマセミを見ようと奥多摩の多摩川に行きました。
しかし、電車3駅分を歩きましたが、ヤマセミの姿も声もありません。地元の人に話では「魚がいない」とのこと、川面を覗くとその通り魚の姿は見えません。
餌がなくてはヤマセミも来ないでしょうが、さらに上流には魚はいるのでしょうか。
翌々日には、ずっと下流の大栗川との合流点に行きました。カワセミや猛禽類、そして冬鳥たち狙いです。
大栗川と多摩川には上流と違って魚は文字通りうじゃうじゃいます。大きいのも小さいのも。両川ではカワセミが忙しく餌をとっており、多摩川上空にはノスリがカラスにちょっかいをだされ、、中洲の倒木にチョウゲンボウがとまっていました。特に枝にとまったチョウゲンボウは初めて撮影。冬鳥はツグミとタヒバリ、モズくらいでさみしいです。

(2)井の頭公園

多摩川からの帰り、井の頭公園駅で降りて池を覗くと、ボート乗り場近くのモミジの木の中で雄と雌が縄張り争いをしています。
すでに陽は木々の向こうに落ちて、モミジの木の中は薄暗く撮影条件はよくありませんでしたが、何とか撮れました。
今年の「モミジとカワセミ」は諦めていましたが、幸運に恵まれました。
今週見たカワセミは縄張り争いをしていた雄と嘴の一部が赤い雌、そして下嘴全体が赤い雌の3羽です。冬鳥はツグミくらい(あまりまじめに探していませんが)で、今年は不作でしょうか。

何年(何十年?)ぶりかに行われる池のカイホリの準備工事が一部始まっており、カワセミたちも一時退避を余儀なくされます。

■多摩川(9) チョウゲンボウ


■井の頭公園(57) モミジの中で縄張り争い
11/18 - 11/24 (1)井の頭公園

弁天池は以前は雄の縄張りでよく見かけましたが、このところ弁天池より御茶ノ水池の方でよく見ます。
今週になって弁天池に居ついているのは、下嘴が赤くなりかけた雌です。
雄が来てにらみ合いになっても飛び去ってしまうのは雄の方で、どうもこの雌に縄張りを奪われてしまったようです。

(2)野 川

冬鳥は来ていないかと、野川公園とその隣の武蔵野公園へ、そして野川を御塔坂橋まで歩きました。
冬鳥の影はまだで、数羽のツグミを見ただけでした。一方、野川のカワセミは武蔵野公園〜東八道路間は一羽も見られませんでした。夏の間この区間は完全に干上がっているところが多くあり、魚が少なくなっているのかもしれません。東八道路〜御塔坂橋間も、いつもは5,6羽見られますが、今回は2か所で各々一羽だけでした。偶々だとは思いますが、・・・・・。
そんなわけであまり撮影できず、更新はありません。

■井の頭公園(57) 弁天池の主
11/1 - 11/17 (1)井の頭公園

池のカワセミは何羽いるのかはっきりわからなくなってきました。
確認できたのは雄が一羽と雌が3羽です。しかし、雌は今までにいたものなのか、新たにやって来たものなのかは??
今週の4羽も、同時に見た数や嘴や羽の特徴から、正確な数になっています
そして、井の頭池のカワセミは比較的頻繁に入れ替わりながら、特に冬の時期は3〜4羽が維持されていると言えそうです。

冬の鳥たちの来訪は去年に比べて遅いようです。去年はウソ、ヒガラ、マヒワなどがすでに来ていましたが、今年はウグイスの地鳴きを聞いた程度です。何しろ一カ月強前には真夏日になったことを考えると、遅れるのもわかりますが。

(2)多摩川

多摩市、大栗川と多摩川です。
大栗川では雌のカワセミがホバリングしては飛び込みますが一向に魚は捕まえられません。捕まえる確率は1/10程度で、池などで水面から1mくらいのところから飛び込むのに比べると、格段に難しそうです。そんな苦戦中に邪魔が入りました。雄がやってきて縄張り争いです。
2羽ともいなくなり、多摩川との合流点方向に歩いていると、何だかわからない小鳥、後で調べるとアリスイです。まさかこんな所にいるとは思いもよらず、そんなことならもっとよく探せばよかったと思っても後の祭りです。さらに行くとジョウビタキの声、電線から民家のTVアンテナにとまりました。
合流点ではカワセミの他にスズメのようなオオジュリン、多摩川沿いに戻る途中にはカワラヒワ、スズメ、ハイタカ?とヒメアマツバメ、イソシギがいました。
初めて見たオオジュリン、2回目のアリスイと、予想外の撮影行でした。

【初見】 オオジュリン

■井の頭公園(57)


■多摩川(9) 雌のダイビングを邪魔する雄
11/4 - 11/10 (1)井の頭公園

池のカワセミは一時は5羽いましたが、どうも雄の一羽と神田川と行き来したり住宅街へ飛び出して行ったりする幼鳥の2羽だけになっているようです。
他の3羽は餌のブルーギルが口に合わなかったのか、雄に追い出されたのか?
幼鳥は向こうっ気が強く遊び好きで好奇心も旺盛な感じです。

(2)野 川

いつものように御塔坂橋から東八道路まで往復しました。
この間、数羽のカワセミがいましたが、桜は紅葉し、ジョウビタキ、モズ、アオジなども見られるようになりすっかり秋です。

■井の頭公園(57) 秋


■野川(32) 当然ですがこちらも秋
2013/10月】 − 更新ページ −
10/28 - 11/3 (1)秋ヶ瀬公園

昨年は11月最初の週にウソやキクイタダキが来ていたので、今年ももう来ているかなと思い、行ってみました。
昨年より一週間早いせいかどうかわかりませんが、今年はまだ姿は見られません。
彩湖に近いススキの原には夏鳥のノビタキが、森の方にはツツドリがまだいました。

(2)柳瀬川

秋ヶ瀬公園の帰りに寄ってみました。
前回からちょうど一カ月、色づき始めていたピラカンサの実はもう真っ赤になっています。
携帯椅子に座って待つこと30分、意外と早くカワセミがやってきました。2年ぶりに「ピラカンサとカワセミ」を撮影できました。

ぎっくり腰がよくなりかけたところで少し無理をして行ったために、悪化させてしまいその後大変不自由しています。
秋ヶ瀬公園では前回は森で足首をひどく捻挫してしまい、いまだに時々痛む始末、秋ヶ瀬公園は鬼門です。

□秋ヶ瀬公園(3) ノビタキ(冬羽)


■柳瀬川(5)
10/24 - 10/27 (1)井の頭公園

今週はモズ、キビタキ、そして初めて見たアオバズクです。
まさかアオバズクが井の頭公園にいるとは思っていませんでしたが、私が見た限りでは台風27号を挟んで一週間滞在しました。28日には南に帰って行ったのか、いなくなりました。一安心です。
あ、カワセミもいます。雄の成鳥と幼鳥がにらみ合いを続けていますが、先週以上にはエスカレートしていない模様です。

【初見】 アオバズク

■井の頭公園(56) アオバズク
10/14 - 10/20 (1)井の頭公園

時々ニアミスを起こしていた池のカワセミたちは
・雌は先週同様見られず
・雄の成鳥は見ますがまだ2羽ともいるのか一羽はいなくなったのか不明(特徴がないので個体識別できません)
・幼鳥は雄と雌が居ついている
のようになっています。例年、出入りは比較的多いように思います。
今週になって縄張り争いが激しくなってきました。相性が悪いのは雄の成鳥と雄の幼鳥で、ゴイサギ島の木立ちの中、御茶ノ水近くのアシの浮島、そしてボート池などあちこちで飛び回ってはチリチリ鳴き合っています。
昨年も10月には3時間にも及ぶ縄張り争いがありました。この2羽の争いもさらに激しくなりそうです。

森では渡り途中の夏鳥がまだ見られるそうです。

■井の頭公園(56) 幼鳥と成鳥
10/7 - 10/13 (1)井の頭公園

今週は夏日続き、週末には89年ぶりに「遅い真夏日」の記録を更新したとのことです。
先週に続いて森の方でキビタキの雌を見ました。この時期は虫だけでなくミズキなどの木の実も食べるそうです。
池のカワセミは新たに雄が一羽増えています。
・雌:今月初め以来ほとんど見ません
・雄:今週新たに一羽増え、雄2羽で牽制しあっていました
・幼鳥:嘴が赤くなり始めている雌らしい幼鳥と、雄らしい幼鳥
の5羽です。

(2)自然教育園

新宿からの帰り、少し足を伸ばして自然教育園に行きました。カワセミや渡り途中の夏鳥がいるのではないかと期待しましたが、カラスとヒヨドリばかりです。カワセミは営巣しなくなったのか、すでに他へ行ってしまったのでしょうか。

■井の頭公園(56) 暑さは続いても秋の気配
9/30 - 10/6 (1)井の頭公園

秋の渡りの時期、久しぶりに森に行くとキビタキの雄と雌がいました。夏鳥を秋の渡り時期に井の頭公園で見たのは初めてです。
今回は幸運に恵まれましたが、春と違って囀ってくれないので、私にはなかなか見つけることができません。
ただ、翌日には同じ場所にツミがいたので、キビタキは無事に南に帰っていってほしいと願うばかりです。

池では4羽のカワセミを見ました。雄と雌と幼鳥2羽です。
早朝には御茶ノ水池や弁天池で2羽が追っかけうのをよく見かけていましたが、6日朝には御茶ノ水池のアキニレに雌と幼鳥2羽の3羽が集まり、追いかけ合っては水面にダイビングしていました。雄と雌はそれぞれ幼鳥を牽制しますが、幼鳥のうちの一羽はまだそれがわからない様子で、何ともかわいい。雄や雌が本気ではない(噛みつき合いまではしないので)のは、その幼鳥のためかもしれません。

(2)柳瀬川

急に思い立って柳瀬川に行きました。
ピラカンサは思いのほか色づいてきており、カワセミが来てくれないかと粘りましたが残念。昨年に続いて幸運に恵まれず、次の機会までお預けです。

■井の頭公園(56) 渡りの季節−キビタキ


■井の頭公園(56) 裏返ってる!


■柳瀬川(5) コゲラ、かすかに赤班が見えます
2013/9月】 − 更新ページ −
9/23 - 9/29 (1)井の頭公園

主に弁天池には幼鳥が、御茶ノ水池には雄がいます。ときどき互いに出張しては鉢合せをしています。

(2)朝霧高原

約4か月ぶりに行きました。
高原は富士山の近くに雲があるだけの快晴、ススキの穂が銀色に輝きすっかり秋の景色になっています。
前回初めて見た夏鳥のノビタキやホオアカがまだいるかもしれないと期待していましたが、すでに帰ってしまったらしく姿はありません。
ススキの原から木立のある場所に移動すると、エゾビタキがいました。撮影時には以前に聞いたことのあるサメビタキかなと思っていましたが、調べてみるとエゾビタキでした。

【初見】 エゾビタキ

■井の頭公園(55)


□朝霧高原の鳥たち エゾビタキ
9/16 - 9/22 (1)井の頭公園

お彼岸ですね。井の頭公園でも彼岸花が咲いています。
お彼岸とは無関係ですが、今週のカワセミは成鳥か幼鳥か今一つはっきりしない一羽(雌らしい)、雄の成鳥と幼鳥の3羽です。

(2)野 川

先週とほぼ同じルートをたどり、5羽のカワセミを見ました。
前回親から餌をもらっていた巣立ち雛は、すでに一人立ちしたのか、それらしい姿は見られませんでした。
御塔坂橋の近くではダイビングしたカワセミが水から出てきても何やらバタバタしています。魚を草と一緒にくわえていたためでした。

(3)仙 川

前回からほぼ一カ月。前回は巣立ち雛が3羽いましたが、今回は幼鳥は一羽だけ見られました。
子供たちはもう親に追い出されてもいい時期ですが、小魚は豊富にいるためこの一羽は居残りを許されているのかもしれません。

■井の頭公園(55) モンキチョウでしょうか


■野川(31) 草も一緒に捕まえた!


■仙川(13) 親と同居の幼鳥
9/9 - 9/15 (1)井の頭公園

井の頭池で初めてツミを見ました。
カワセミは雄の成鳥だけです。

このところ軽いレンズを使っていましたが、足腰の強化のためにできるだけサンニッパを背負って出かけるようにしています。

(2)野 川

久しぶりに野川に行きました。
東八道路から御塔坂橋のあいだに、雄が3羽、幼鳥が3羽、そして巣立ったばかりの雛が一羽の合計7羽がいました。
前回の6月には2番子(と思われる)の子育て中でしたが、今回は巣立って間もない3番子に雄親が給餌をしていました。
雛への給餌シーンを見たのは今年最初であり、これが最後でしょう。

■井の頭公園(55)


■野川(31)
9/2 - 9/8 (1)根川緑道

(先週分です)
午後から立川に用事があったので、その前に多摩川の支流根川緑道に行きました。
久しぶりなためカワセミがいるのか全くわかりませんでした。案の定、ハクセキレイ、「小川」に似つかわしくないアオサギはいましたが、カワセミの姿はありません。
それでも時間があったのでベンチに座っていると、目の前を上流に向かって飛んでいきました。直ぐに植木に遮られてどこまで行ったかわかりません。
すぐに川面を探しながら上流に向いましたが、幹線道路で行き止まりになるところまで来てしまいました。
そこから逆戻り、小岩に止まるカワセミが見つかりました。何のことはありません、休んでいたベンチの近くです。
カワセミは捕食した後らしく、ここで2回水浴びをして下流に帰っていきました。

(2)井の頭公園

今週も3羽います。雄の成鳥と、下嘴が赤くなり始めた幼鳥、そして普通の幼鳥です。嘴が上に反っている幼鳥はこのところ見ません。
朝早いうちは御茶ノ水池で3羽が飛び回ったりしていますが、8時頃には静かになり、お茶の水池と弁天池に分かれておとなしくしているようです。

■多摩川(9) 根川緑道のカワセミ


■井の頭公園(55) 弁天池でも見るようになりました
2013/8月】 − 更新ページ −
8/26 - 9/1 (1)仙 川

前回(5月)はカワセミが見られませんでしたが、今回はいました。
カワセミは雄と雌の成鳥、巣立って2,3か月たったと思われる幼鳥が一羽、そして巣立ったばかりの雛が3羽です。
今年初めてかわいい巣立ち雛を見ました。

■仙川(13) 巣立ち雛
8/19 - 8/25 (1)井の頭公園

久しぶりに御茶ノ水池でカワセミを見ました。一羽がアキニレにいるともう一羽がどこで捕まえたのか小魚を捕まえてそこに飛んできた。
2羽は互いに牽制することもありません。
2羽とも幼鳥だと思っていましたが、写真を見ると一羽が雄、もう一羽は幼鳥でした。
そしてもっと久しぶりに文化園分園の水生物館に行くと、あのヤマセミが元気にしていました。前回見たときより大きくなっています。
今回珍しく羽を広げてくれたので、雌であることがわかりました。雛のとき、秋川で保護されたというこのヤマセミ、もう6,7才になるのではないでしょうか。

(2)仙川

雌と幼鳥、そして巣立ったばかりの雛がいます。今年最後の雛ですね。
サイトの更新は来週おこないます。

■井の頭公園(54) 数年前に保護されたヤマセミ
8/12 - 8/18 暑さ負けで観察は不調です。 更新はありません。
8/5 - 8/11 (1)井の頭公園

また平年より5℃前後高い気温に逆戻りです。

井の頭池ではゴイサギは水浴、カワセミは省エネ餌捕りをしています。
カワセミはほぼ毎回雄の成鳥が見られますが、幼鳥はあまり見かけなくなりました。今週も見たのは3羽いた幼鳥のうちの一羽(下嘴が赤くなり始めた幼鳥)だけです。小魚は多く、全部居ついても食料に困ることなないように思えますが、雄とこの幼鳥の2羽だけになった模様です。
雄は御茶ノ水池の1/5弱の範囲にある、ゴイサギ島−アキニレの木−葦島の3か所を行き来しています。暑さのためか、さしずめ省エネ・トライアングルといったところです。

また、ゴイサギがどこで繁殖しているのか、幼鳥・成鳥交えて多くなっています。
11日には久しぶりにクマゼミの鳴き声を聞きました。

■井の頭公園(54) ♂
7/29 - 8/4 (1)井の頭公園

今週は雄の成鳥と幼鳥です。幼鳥は3羽のうちの一羽、下嘴が赤くなり始めた幼鳥のようです。

(2)神代植物公園・水生物園

神代植物公園・水生物園に小さな蓮池(池より水路といった方が適当)があったことを思い出し、カワセミが来ないかと行ってみました。
ところが「大賀蓮は3月に株分けし、養生中」とのことで、花も蕾もありません。
カワセミはときどき親子で姿を見せましたが、いつもはどこにいるのでしょうか?
本園の睡蓮が咲く池では、三脚に載せられた大砲レンズが暇そうでした。しばらく観察しましたがカワセミは一向に姿を見せません。

■井の頭公園(54) ♂


■神代植物公園(2) 雛
2013/7月】 − 更新ページ −
7/22 - 7/28 (1)井の頭公園

7月も終盤、井の頭池には雄の成鳥の他に、どうも幼鳥が3羽いるようです。
番号がつけられないのではっきりしませんが、下嘴が赤くなりかかっているもの、嘴全体が幾分上に反っているもの、そして特徴のわからないものの3羽です。
カワセミの他にはオニヤンマ、ギンヤンマなどのトンボ、虫を追って飛びまわるツバメ、そして鳴き声のにぎやかなセミがいます。
そう言えば今年はまだクマゼミの鳴き声を聞いていません。2,3年前に初めてクマゼミの声を聞き、関東にクマゼミがいる?と驚いたものです。

■井の頭公園(53) 幼鳥たち
7/15 - 7/21 (1)多摩川

(16日) 郷土の森公園の修景池の蓮は大きいものは高さ2mほどになってよく咲いています。
その蕾に止まったのは前回と同じくコシアキトンボ。
多摩川では、これまた前回と同じ岩に雄が餌をくわえて飛んできて食べた後、何回も水浴びです。
そしてオニヤンマが飛ぶところを初めて撮影できました。

(2)高尾

(18日) 前回からちょうど一カ月、もう雛たちは巣立っているだろうと来てみました。
現地に着いた時には小雨も降り、以前は多くいたカメラマンは一人もいません。
巣から2,300m離れた杉林で、ギーギーと鳴き声が聞こえるのでその方へ坂道を上って聞くといました。雌と雄、そして数羽の雛です。
雛たちは親の周りの枝を飛び回っていますが、正確には何羽いるのかわかりません。3羽か4羽くらいいるようです。
雄はイトトンボを捕まえたので、雛に与えるのかと思いきや大きな口を空けてパクリ。雌はやはりイトトンボらしい虫を雛に与えました。
雨は上がったものの林の中は薄暗くシャッタースピードは1/30s〜1/100s程度、手ブレ・被写体ブレが多く苦労しました。

雲も晴れて日差しが強くなったお昼前、その雛のうちの一羽がツミに食べられてしまいました。
巣に近い杉林で、一羽がギィーギィと激しく鳴いては飛び回っています。撮影しようとファインダーを覗くと、薄暗い枝に何とツミらしい鳥がうずくまっていて、その周りをサンコウチョウが飛び回っているのです。親鳥が雛に危険を知らせようとして鳴き、ツミを追い払おうとしているものと思っていました(三浦半島では子育て中の親がカラスを追い払ったので)。近づきすぎてツミに襲われなければいいがと思いながら撮影を続けましたが、30分ほどで親はいなくなりました。その間、親はひっきりなしにツミの周りを鳴きながら飛び続けていました。
ああ、これで安心と思った時、ツミは伸びをした後立ち上がり捕まえていた鳥の羽をむしり始めたのです。何とサンコウチョウの雛(雛かどうかは確認はできませんが、多分そうでしょう)が捕まっていて、親は必死で取りかえそうとしていたのでした。
サンコウチョウの雛は生まれてまだ一カ月足らすです。これが自然とは言え、悲しい気持ちで帰路につきました。

(3)井の頭公園

(20日) 久しぶりに3羽を見ました。
早朝の御茶ノ水池で幼鳥が2羽ともう一羽。その一羽は雄の成鳥か幼鳥かわかりませんが、嘴が幾分上を向いています。

■多摩川(9)


□高尾 サンコウチョウ、雛への給餌


■井の頭公園(53)
7/8 - 7/14 (1)井の頭公園

暑さに負けて観察は早朝の一時間前後だけになっています。
カワセミの幼鳥は見られますが、今週は4回のうちの2回だけ、そのうちの二回目はアキニレに2羽いましたが撮影はできず、それ以降鳴き声も聞きません。

2,3日涼しい高原に行って撮影を満喫したいところです。

■井の頭公園(53) カルガモ親子、珍しいです
7/1 - 7/7 (1)井の頭公園

カワセミの幼鳥が一羽居ついた模様です。この時期の幼鳥はあまり鳴かないように思いますが、この幼鳥は「チチッ、チチッ」と遠慮がちに鳴いています。
7日には野口雨情碑の前の桜の大木が根元から倒れていました。昨日の強風によるものと思いますが、アキニレに続いて残念なことです。

梅雨空と風邪ひきのために今週は井の頭公園の池を数回覗いただけでした。
週末には何と梅雨明けだとか。5月下旬の怪しげな梅雨入り宣言後、本格的に雨が降ったのは3、4日だったのではないでしょうか。
これから真夏日、猛暑日が続くことが思いやられますが、何とか頑張らなければいけません。

■井の頭公園(53) 石橋の欄干に来たカワセミの幼鳥
2013/6月】 − 更新ページ −
6/24 - 6/30 (1)井の頭公園

今週は幼鳥を一度見ましたが、その後幼鳥も成鳥も見なくなりました。どこかへ行ったのでしょうか?
カメラをD7100にして2か月が経過し、だいぶ慣れてきました。D7100は以前のD300に比べて動態撮影時やコントラストが強いときのピント精度がよい(手元の機体固有のものか、一般的にそう言えるのかどうかは不明です)ので、このところツバメやトンボをよく撮ります。その中にツバメが虫を捕まえる寸前のシーンがありました。

(2)野 川

御塔坂橋から東八道路まで往復しました。
この間、5,6羽のカワセミがいましたが、幼鳥は確認できませんでした。
東八道路近くでは、餌をくわえた雄が三鷹天文台の森方向に川を飛び出していきます。もちろん巣は確認できませんが、雛が待っているものと思います。
帰り道、先ほど川を飛び出して行ったところで、戻ってきた雄が水浴びを始めました。雛へ給餌した後の水浴びに違いありません。

■井の頭公園(52) 虫を捕まえる寸前


■野川(31)
6/17 - 6/23 (1)井の頭公園

17日、キビタキがきれいな声で囀っていました。都市公園では時期外れであり、今まで井の頭公園で観察されたなかで最も遅いのではないでしょうか。
池では今季初めてカワセミの幼鳥を見ました。

(2)高尾近郊

サンコウチョウは抱卵中、雄と雌が一時間程度で交代しています。巣作りをしている時のような動きはありませんが、時には2羽とも巣を離れることもあるようです。来週には雛が誕生することが期待されます。

(3)多摩川

高尾の帰り多摩川に寄りました。先週同様修景池にはカワセミは来てくれませんでしたが、多摩川には幼鳥が2羽と雄の成鳥がいました。

■井の頭公園(52) 時期外れのキビタキ


□高尾近郊 サンコウチョウ♂


■多摩川(8)
6/10 - 6/16 (1)多摩川

多摩川中流です。
川の近く、郷土の森公園の修景池では、大賀蓮が一輪咲き始めていました。蕾にカワセミが来てくれないかとしばらく観察しましたが、残念。
多摩川では中洲側を一羽のカワセミが行き来しながら餌を捕っています。セッカとオオヨシキリの鳴き声も賑やかです。

実はこの前に高尾に行きました。サンコウチョウは子育て中のようです。ただ、声は聞こえますが、なかなか姿が見えません。杉の枝の中にちらっとアイリングが見えた写真を最後に載せておきました。
オオルリとキビタキは今回は鳴き声も聞こえず、どこかへ引っ越してしまったようです。

(2)井の頭公園

久しぶりに、雨の中を井の頭公園に行きました。
もう幼鳥が来ているのではないかと期待していましたが、いたのは雌の成長だけです。上嘴が赤味がかっており、以前にいた雌ではないかと思います。昨年の今頃は雄と雌が興奮して?池を飛び出し、私の家の近くを飛び回ったりしていましたが、今年は雌だけ?で玉川上水から直行直帰のようです。
聞いた話では夏鳥はすでにいなくなり、コチドリの雛がだいぶ大きくなっている。そして2か所あったツミの巣はカラスの攻撃で両方とも放棄したとのことです。ツミは猛禽類だから当たり前ですが、渡り途中のキビタキやサンコウチョウも捕まえると聞いて以来、すっかり観察対象から外れてしまいました。

■多摩川(8) 近くの修景池では大賀蓮が咲き始めています、残念ながらカワセミは来てくれませんでした
6/3 - 6/9 (1)朝霧高原

ノビタキを見たいと思い、朝霧高原に行きました。ゴルフなどで何回か行った朝霧ですが、その頃はまさか野鳥を見に来ようとは思ってもいませんでした。
樹海あたりの朝の気温は13℃、雲がかかっていて途中では富士山は見られませんでしましたが、高原に着くと目の前に富士山が迫ってきます。何の障害物もありません。あ、広角レンズを忘れた!
駐車場に車を止めて、自転車で国道を少し戻ると、富士山をバックにした平原のところどころにある低木に何か止まっています。国道の反対側にも同様の低木があり、こちらにも何かいます。初めての高原の探鳥ということもあり、ほとんど種類がわからないまま撮影をしました。
一時間ほどして少し慣れ、聞き覚えのある鳴き声も聞かれるようになりました。
ホオジロ、アオジ、ホオアカ、セッカ、ヒバリ、アカゲラです。

ノビタキが見られないので駐車場近くに戻り、農道を下るとウグイスです。前の木で囀ったあと飛んでいった先では羽をばたつかせたもう一羽がいて、雛に餌をやっているものとばかり思っていましたが、写真を見ると交尾でした。
さらに下ると一角が葦原になっておりオオヨシキリの賑やかな声がします。こんな高原にオオヨシキリがいるのかと思いながら探していると、ノビタキの雄がいました!近くには雌もいます。写真をよく見ると雄も雌も餌をくわえています。葦の上の方から頻繁に地面に下りていくので、巣ではもう雛が孵っているものと思います。
オオヨシキリはずっと鳴いているのでいつでも撮れると思っていましたが、そのつもりで撮った写真はすべてノビタキの雌でした。帰宅後、調べてみるとどうもオオヨシキリではなくコヨシキリ、また葦ではなくススキだったようです。コヨシキリはまだ見たことがなかったので残念なことをしてしまいました。

帰り道、昨年行ったことのある樹海に寄りました。ここでは、キビタキ、センダイムシクイの鳴き声だけで、ミソサザイも一度は見たいと思っているゴジュウカラもいませんでした。

【初見】 ホオアカ、ノビタキ、コヨシキリ(声のみ)

□朝霧高原 ホオアカ


□朝霧高原 ノビタキ
2013/5月】 − 更新ページ −
5/27 - 6/2 (1)関公園

一番子はすでに巣立った模様、2羽はつぎの準備をしています。
2羽並んで、雄が何度も餌捕りをトライするものの、一向に捕れません。雌がどうしたの?と雄を見ると、雄は目をそらすのが面白い。
雌の嘴は土で汚れているので、まだ巣穴の準備をしている様子です。
カイツブリは抱卵中のようでもありますが、しょっちゅう巣を留守にするのでどうでしょうか。

(2)仙 川

カワセミの幼鳥がいるのではないかと思って行ってみましたが、幼鳥はおろかカワセミが見えません。
仙川に隣接する公園ではオナガが綿のようなものをくわえ、田植え前の子供たちの小さな田んぼにはツバメが巣材を集めに来ています。
同じ田んぼにはスズメが水浴びに、そしてトンボは産卵を繰り返しています。そして神社裏の森ではシジュウカラの雛が、幼い声を上げながら親を追っています。
子育ての季節ですね。

■関公園(6)


■仙川(13) ツバメの巣材集め
5/20 - 5/26 (1)高尾近郊

22日、初めて高尾近郊の森に行きました。目的はサンコウチョウです。
森に入るとすぐに鬱蒼とした針葉樹と広葉樹が広がり、殆ど涸れてはいますが沢の流れもあって何とも気持ちのよい森です。
すぐにサンコウチョウの鳴き声がします。初めて来て様子がわからないので、数本ある道の一つを進むと今度はキビタキの声です、これまた姿は見えません。
沢伝いに少しずつ傾斜が強くなる道をさらに20分ほど進むと、何と行き止まりです。ここまで来ると木々の背は低くなり、鳥の声も少なくなります。一休みして、来た道を戻ると、背の高い杉林でまたキビタキの声が聞こえます。
何とかキビタキを撮影して、さらに戻ってくると、杉の林や立て込んだ木々の中のあちこちからサンコウチョウの声が聞こえます。しばらくして姿が見えると雄と雌の2羽でした。2羽以外にもまだいるような気がしましたが、はっきりは分かりません。
そして、サンコウチョウを撮影していると、今度は上の方でオオルリの声です。やっとのことで杉の木のてっぺんの枯れ枝で囀っているオオルリが見つかりました。

24日、再度行ってみました。
前回は分かりませんでしたが、サンコウチョウは巣作りをしています。そして、オオルリが一羽、長時間大きな声をあげて囀っていました。
他には虫を捕まえたホオジロ、キセキレイ。両者とも虫を食べようとはせずどこかに運んでいったので、きっと巣で雛が待っていたものと思います。

今回は時間が経つにつれて大勢のカメラマンが集まり、中にはサンコウチョウの巣に近づいたり、大きな声で自慢話を始めたり、録音した囀りを流したりと眉をひそめたくなるような人がいたのは残念でした。

□高尾近郊 サンコウチョウ♀


□高尾近郊 サンコウチョウ♂


□高尾近郊 オオルリ
5/13 - 5/19 (1)野 川

御塔坂橋〜東八道路までの間に6羽のカワセミがいました。
子育てに忙しくしており、大沢橋付近では小魚を捕まえては川を飛び出していきます。

(2)三浦半島

サンコウチョウとオオルリを目当てに一年ぶりに行ってみました。
サンコウチョウは去年営巣した場所の近くに雄と雌がいましたが、巣作りをしているのかどうかはわかりませんでした。地元の人の話では毎年その場所から100mくらいの範囲に営巣するので、同じ個体か、ここで生まれた個体ではないかとのことでした。
オオルリは何カ所かで鳴き声を聞きました。しかし、とうとう雄の姿は見えませんでした。
他にはウグイス、カワセミ、ホトトギス、ホオジロなど。

(3)井の頭公園

先週は毎朝聞かれたキビタキのさえずりが今週は一度だけでした。
また、三浦半島に行った日には井の頭公園にもサンコウチョウが来ていたそうです。

今週はD7100とサンニッパの組み合わせで撮影しました。
D300に比べて画素数が倍になっているためか、大きくトリミングした場合でも画面のざらつきはありませんが、どこかシャキッとしません。
ピントチェックが必要です。

■野川(30)


□三浦半島(2) サンコウチョウ
5/6 - 5/12 (1)井の頭公園

今週はほぼ毎朝、自然文化園(動物園)近くでキビタキのさえずりが聞かれました。12日には珍しく池の近くの野口雨情碑の隣の高い木でも鳴いていました。
お腹全体が濃いオレンジ色のものや、お腹の大部分は白いものなどいろいろです。
他にはコゲラの巣穴掘り、虫を捕まえたセンダイムシクイ゙、そして久しぶりにつがいらしいカワセミを撮影しました。
ツミは夏鳥が気になってじっくり観察していませんが、今週は姿を見ませんでした。巣の近くにいるはずなんですが。

今週後半からカメラ Nikon D7100 を加えました。
D300のレリーズ回数が公称寿命回数に近づいた頃、シャッターユニット交換をするためニコンサービスセンターに持ち込んだところ、オーバーホールも必要で結構な費用がかかるということだったので、ユニット交換をしないままになっていました。そして、寿命回数を越えたのを機会にD7100を購入しました。これで、遠出をしても心配なく撮影ができそうです。
肝心の操作性や写りについては、ラフな印象ですがD300と遜色ありません。AFや解像感はD300より優っていると思います(レンズに70-300mmズームレンズを使っての印象)、来週以降サンニッパも使ってみるつもりです)。

■井の頭公園(52) キビタキ
5/1 - 5/5 (1)井の頭公園

ツミは今年も営巣しています。去年よりさらに通りに近いケヤキの木の上の方に木の枝を運んでいます。

(2)宮川渓谷

一年ぶりに宮川渓谷に行きました。
朝一番で、昨日の夕方オオルリを見た、町の近くの公園に行くと迎えてくれたのはキビタキです。
5月になったというのに、今朝は寒く霜が降りています。ダウンジャケットを着こみ、そのポケットに入っていた手袋をしても手の感覚がなくなるほどです。
こんなに寒くても鳥たちは元気に鳴いています。あちこちでさえずりが聞こえるなか、キビタキの他にオオルリもいました。
そこをあとにして、東荒川に来ると朝日がよく当たりあの寒さはなくなっています。田んぼの横に立つ高い木から白い鳥が飛び立ったので探すと、向こうの電柱の先に止まっています。猛禽類です、「白い」のは羽裏が見えたためでした。田植え前の田んぼではカエルが賑やか、その猛禽類はカエルを狙っているのかもしれません。しばらく田んぼの周りを廻ったあと森の中に消えていきました。
宮川渓谷の駐車場につく手前、オオルリのさえずりが聞こえます。去年同様多くのオオルリがおり、雌も見られました。他にはカワガラスの親子、ミソサザイなど。そしてクロツグミのさえずりを初めて聞きました。黒い飛ぶ姿は見ましたが、とうとう撮影はできませんでした。
渓流に沿った帰り道では、オオルリの他に追っかけあいの途中に私の目の前で急旋回した2羽のキビタキも。

日曜日の朝のラジオで鳥の話を聞いていると、オオルリは栃木県の県の鳥だとか、なるほど多いはずと納得しました。

【初見】 クロツグミ 撮影はできませんでした 

■井の頭公園(52) ツミが巣作り中


□宮川渓谷(2) オオルリ、きれいな瑠璃色
2013/4月】 − 更新ページ −
4/22 - 4/30 (1)井の頭公園

夏鳥の渡りの最盛期になりました。センダイムシクイ、キビタキ、オオルリの他にサンショウクイやエゾムシクイなども観察されています。
来月にはサンコウチョウも見られるかもしれません。

(2)浅間山公園

夏鳥が来ていないかと思い行ってみましたが、林はヒヨドリに占領されていました。
それでも、新緑の中のシメやアカハラを初めて見ました。そして、コジュケイを初めて撮影しました。
初撮影のコジュケイでこのサイトの鳥の種類は102種類になりました。

【初見】 コジュケイ

■井の頭公園(51) キビタキ


□浅間山公園 新緑の中のシメ
4/15 - 4/21 (1)井の頭公園・玉川上水

井の頭公園にもヤドリギがありました。ただ、あるのは一株だけで、来春レンジャクが来るかどうかは微妙です。
カワセミは御茶ノ水池の雌は居ついているようですが、雄は2羽がどうもあちこちに行っては時々ここに来ているような感じです。
玉川上水のツガイ?はこのところ見られず、その後の状況は不明です。
夏鳥は玉川上水でセンダイムシクイを2羽見ただけ(チューチューグイーという特徴のある鳴き声でわかりました)、撮影はできませんでした。
ツミは昨年営巣した木の近くで鳴き声を聞きました。今年も営巣するのではないかと期待しています。

■井の頭公園(51) ヤドリギの新芽
4/8 - 4/14 (1)井の頭公園

このところ見られるのは御茶ノ水池の雌と神田川から来るらしい雄です。弁天池によくいた左翼角に白い羽が飛び出している雄は見なくなりました。

■井の頭公園(51)
4/1 - 4/7 (1)井の頭公園・玉川上水

玉川上水では雄の嘴は土で汚れており、まだ巣穴掘りをしています。ただ、土崖が見えるところは限られているため、穴掘りの現場は目撃していません。
翌日、玉上水に行く前に井の頭池に寄ってみると、 すでにいなくなっているだろうと思っていたカワセミがまだいました。それも雌1羽と雄2羽の合計3羽です。
これらは、どうも以前からいる3羽のようで、神田川から来ていた雄が雌に餌を運び、弁天池にいた雄はふられた模様です。
今年の「桜とカワセミ」は野川でも撮影できず、諦めていましたが、弁天池で一枚だけ撮影できました。ほとんど散ってしまった桜の枝の下を飛ぶカワセミで、ちょっと不本意ではありますが。
アキニレを残し、木々はすっかり新芽に覆われてきました。いよいよ夏鳥の渡りの季節、中旬には見られるようになるものと楽しみにしています。詳しい人の話ではセンダイムシクイ、オオルリ、キビタキが先陣を切るとのこと。

■井の頭公園(51) 今年の「桜とカワセミ」はこれだけ
2013/3月】 − 更新ページ −
3/25 - 3/31 (1)井の頭公園(玉川上水)

28日、井の頭公園の桜は満開ですが、カワセミの姿はありません。
どこかで巣作りをしているはずと、玉川上水を歩いてみました。今まで何年も同じように来てみましたが、今回、初めて見ました! 雄と雌です。そして雄は嘴の先を土で汚しており、巣穴を掘っている模様です。

■井の頭公園(51) 玉川上水で営巣準備?
3/18 - 3/24 (1)柳瀬川

ゴルフの帰りに寄ってみました。
川と調整池の間を雄と雌が何度も行き来しています。特に雄は調整池の中の通路にもやってきては餌を探しますが、すぐに散歩の人に邪魔されてしまいます。
写真は少ないですが、全て調整池の中で撮ったものです。

(2)野川

そろそろカワセミの繁殖の季節です。そして、ソメイヨシノは例年より2週間も早く満開。
「桜とカワセミ」は撮れないものかと2回にわたって行ってみました。
行ってみると、水量がずいぶん減っています。野川公園まで来ると、何と、完全に干上がっているではありませんか。トモエガモがいた自然観察園内の池も水はありません。
観察を初めて6年目、その池が枯れたことはありましたが、川も干上がり、完全に乾燥することなど初めてです。
それでも、そこから下流の御塔坂橋までに5羽のカワセミがいました。水量は減り、水辺の木は切られ住みにくくなっているはずですが。
肝心の「桜とカワセミ」には両日とも出会えませんでした。代わりは「桜とオナガ、ヒヨドリ、スズメ、コゲラ、ムクドリ」でした。

(3)多摩川

奥多摩、多摩川上流です。昨年末から冬鳥の追っかけをし、ヤマセミにはご無沙汰でしたので久しぶりに奥多摩に行きました。
やる気が疑われますが、例年より2時間遅れで現地到着。しばらくするとヤマセミは来てくれましたが、遠くの枝に止まってすぐに飛び去ってしまいました。
縄張りの朝の見回りだったものと思い、飛び去った上流へ行きましたが、とうとう見つかりません。
それでも、カワセミを始めヒメアマツバメなどを撮影することができたので、こちらのページに載せました。
(追記(3/27))
カワガラスの雛! 遠目には「カワガラスも求愛給餌をするのか」と思っていましたが、写真を見ると雛に餌を与えているところでした。こんなに早い時期から雛が誕生するんですね。

【初見】 ヒメアマツバメ

■柳瀬川(5)


■野川(30) 桜とコゲラ


■多摩川(8)
3/11 - 3/17 今週の撮影はお休みです。

昨年秋から真面目に始めた冬鳥観察では思いもよらず多くの種類を楽しませてもらいました。フィールドで親切に教えてくれる人と例年になく多くの種類が来てくれた(皆さんそのように話しています)ことによるものです。
初めて観察した種類を順にあげると、
ウソ、クロジ、フクロウ(留鳥)、キクイタダキ、ヒガラ、コサメビタキ?(南へ帰る途中の夏鳥)、アメリカコガモ、オジロビタキ、アリスイ、トモエガモ、ミヤマホオジロ、アカウソ、コイカル、ヒレンジャク、ベニマシコの15種類になります。ベテランたちには珍しくもない鳥たちばかりのようですが。
そろそろ今季の冬鳥観察を終え、来週からは一年近く遠ざかっているヤマセミ探しをしたいと考えています。

16日には靖国神社のソメイヨシノが数輪咲いたとのことで東京の開花宣言がありました。昨年より15日早く、冬の寒さと、このところの温かさの両方がその原因とか。17日には井の頭公園でも数十輪咲いている木があり、多分、16日が「開花」だったものと思います。
更新はありません。
3/4 - 3/10 (1)井の頭公園

以前は弁天池の雄が神田川から来る雄と噛みつき合いの激しい争いもしていましたが、このところは弁天池の雄と御茶ノ水池の雌が互いの縄張りを行き来するようになり、その2羽で縄張り争いが始まっています。
雄同士の争いとは違い、互いに一定の間隔を保ったまま互いにじっとして鳴き合うことが多くなっています。

(2)関公園

近くに用事があって、昨年8月以来7カ月ぶりに寄ってみました。
すでに雄と雌が代わる代わる巣穴掘りをしています。雄が餌場で自分の食事をしたあと、餌をくわえて雌がいる方向に飛んでいきましたが、そこで待ちぼうけ。
痺れを切らせた雄はそこで餌を食べてしまいました。その前に雌も大きな魚を食べたばかりだったので満腹だったのかもしれません。そんなわけで、今回は求愛給餌は見られませんでした。

(3)東高根森林公園

以前にレンジャクが来るヤドリギがあると聞いていた公園に行きました。
駅から道を聞きながら歩くと、民家の向こうの公園の森と思われる木々にヤドリギがたくさんついています。
双眼鏡で見るとそこにはレンジャクの姿はありません。ひょっとして、聞いていたヤドリギはあれのこと?などと思いながらさらに行くと公園の入口に着きました。
何と、入口にもヤドリギがたくさんあります。しばらく観察しましたがお目当ては来ないので公園の中を探索しました。
谷戸筋が二つもあり、町中の公園とは思えない鬱蒼とした森が広がっています。そこにいくつもある小さな池にの一つに思いもよらずカワセミが一羽いました。
坂を上ってまた入口へ行くとカメラマンが数人います。昨日もヒレンジャクが来たとのことだったので、待ちましたがとうとう現れてくれませんでした。
実は少なくなってはいますが、今まで見たどこよりも多くのヤドリギがあるのに。

二日後、再度行ってみました。地元のお年寄りの話では10時半と3時半にやってくるとと言う話でしたが、3時半までは待てず引き上げました。
2月末には多くのヒレンジャクに混じって一羽のキレンジャクもやってきたとのこと、ここでのレンジャク探しは来年までお預けです。

(4)黒川公園

前回から一週間後、ヒレンジャクは崖下の湧水を飲みに来ないかと行ってみましたが、一向にやってきません。
そこを諦めて崖の上に行くとヤドリギに一羽のヒレンジャクが来ていました。一羽だけではどこか寂しそうに見えます。

8日、東高根森林公園でレンジャクが見られなかった後、以前に聞いた多摩市のヤドリギがある公園に行きました。
道路端のケヤキにヤドリギが鈴なりで、実も多くついています。ここにはヒレンジャクが来てくれましたが、ここでも一羽だけで、群の本体はどこに行ったのでしょうか?

■井の頭公園(51) ♂と♀


■関公園(6) 巣穴掘り中です


□生田緑地 梅にジョウビタキ


□小宮公園 ヒレンジャク
2013/2月】 − 更新ページ −
2/25 - 3/3 (1)小金井公園

ミヤマホオジロはまだいます。やはり前回もいたあの雄が一羽だけです。
広い公園の東の方にはコイカルがいました。雌の他に雄もいましたが、間違えてイカルを撮影してしまいました。初めて雄を見たというのに.。

(2)小宮公園

レンジャクがいるのではないかと、小宮公園に行きました。
初めてのため様子がわからず、タクシーを降りたのは正門から離れた一番高い丘の上でした。そこには、オオタカの幼鳥を訓練する若い女性が一人、そしてジョウビタキが。

園内の通路を下りていくと、さらに下の方にカメラの放列が見えます。さてはレンジャクか?と期待しましたが、撮影対象はミヤマホオジロでした。ミヤマホオジロの他にアオジも多くいて、定期的に一緒に餌を食べにやってきます。
面白いのは食事中のミヤマホオジロの雌は譲り合いの精神でおとなしいが、雄は近くにくる雌を追い払います。でも、アオジには口を空けて対抗はするものの結局は追い払われてしまいます。
レンジャクはヤブランの実を食べにやってくるとのことだったので、しばらく待ちましたが、結局、来てはくれませんでした。レンジャクの好物のヤドリギはここにはなさそうなので、そんな話をすると、一人のカメラマンがヤドリギは黒川公園にあると教えてくれました。

さっそく電車に乗って黒川公園へ行ってみると、何と7羽の群れがいました。ヒレンジャクです。
図鑑などではキレンジャクに比べて飛来数は少なく、さらに西日本に多いとあります。今年は特異年でしょうか?

(3)井の頭公園

アカウソに続いてマヒワも姿を見せなくなりました。黄色のクロッカスも咲き、河津桜なども咲き始めました。

□小金井公園 ミヤマホオジロ♂


□小宮公園 ミヤマホオジロはアオジが苦手


□小宮公園 ヒレンジャク
2/18 - 2/24 (1)井の頭公園

昨年秋から井の頭池には3羽のカワセミがいます。弁天池にいる雄、御茶ノ水池の雌、そして神田川から主にボート池にやってくる雄の3羽です。
以前には雄同士がよく鉢合せをして縄張り争いをしていましたが、このところは偶に追いかけ合いを見る程度で長時間にわたるにらみ合いや噛みつき合いはしていないようです。
池の東側のアキニレによく来ていたウソ、アカウソは姿を消し、代わってマヒワが群れでよく来ています。アキニレの他にサワラの実も食べるのを初めて見ました。
以前にはハンノキ、カツラの実も食べていたので、まだ食料に困ることはありません。

(2)小金井公園

こちらにもミヤマホオジロがいました。でも、雄が一羽だけのようで、ちょっとさみしそうです。
地面近くではなく木の枝など高いところに止まったので、お腹が真っ白であることがわかりました。
以前に野川脇で見たミヤマホオジロに比べて冠羽を立てることが少ないように思います。一羽だけのため、警戒心が強いのでしょうか?

■井の頭公園(50) サワラの実を食べるマヒワ


□小金井公園 ミヤマホオジロ♂
2/11 - 2/17 (1)野 川

今回はニコン1V1に比べてファインダーが見やすいD300を担いでコイカルを撮影に行きました。
前回に比べるとイカルもシメも少なかったが、コイカルは前回同様2羽いました。本当は雄がいることを期待していましたが、2羽とも雌です。
これらの鳥たちがいるのはトウカエデが多く生えている場所で、地面やトウカエデの枝でその実を食べています。よく見るとモミジによく似た羽のついた実です。

(2)秋ヶ瀬公園

レンジャクとベニマシコを見たいと思い、秋ヶ瀬公園に行きました。
幸運なことに、森では飛来数は少なく西日本で見られることが多いというヒレンジャク一羽を、アシ原ではベニマシコ雄、雌の小さな群れを見ることができました。
しかし、なかなかきれいに撮ることができなかったので、二日後に再度行きましたが両者とも出会うことはありませんでした。2回目はダメというのは良くあることです。
他にはアカゲラ、アカウソ、アオジ、ホオジロ、ジョウビタキなどを楽しませてもらいました。

(3)井の頭公園

秋ヶ瀬公園で不注意から足首を捻挫したこともあり、週末になって井の頭公園で短時間の観察をしました。アカウソが来ていたアキニレにマヒワが20羽ほどの群れでいます。木の上の方の実は少なくなっていますが、下の方にはまだ多く残っているので、マヒワはもう手の届きそうなところで実を食べています。
ところで、梅林ではもう満開の木もあり、地面ではクロッカスが咲きそろっています。西園の河津桜、寒緋桜、オオカンザクラは蕾がすっかり膨らんできており開花も近そうです。

【初見】 ヒレンジャク、ベニマシコ

■野川(30) コイカル


□秋ヶ瀬公園(3) ヒレンジャク


□秋ヶ瀬公園(3) ベニマシコ


■井の頭公園(50) マヒワ
2/4 - 2/10 (1)井の頭公園

アキニレにはまだ実が残っており、アカウソはまだいます。桜の木も多いですが、その芽を食べている姿は見かけません。アキニレなどの実がなくなるとそれを食べるのかあるいは他所の場所に移動するのでしょうか?
3羽のカワセミは健在です。9日には雌の縄張りのお茶ノ水池に神田川の雄が来て餌を捕っていました。縄張りの主が来るかとしばらく見ていると、大きなブルーギルを捕まえた雄が食べるのに苦労しているところへやってきました。雄は餌をくわえたまま枝にへばりつくように警戒姿勢をしたあと飛び出していきました。2羽とも人通りの多い七井橋を越えてボート池に飛び去りましたが雌は雄を追い出したようですぐに戻ってきました。雄は餌を食べられたのかどうか??

(2)生田緑地

夜、横浜に用事があったのでその前に生田緑地に寄ってみました。
アオジ、ヤマガラ、エナガなどの他にはあまり小鳥は見られませんでしたが、ゴルフ場に隣接する休憩所の近くでウソの鳴き声が聞こえました。あちこち探してみるとゴルフ場の桜の木に5,6羽の群れでいました。アカウソです。

(3)野 川

野川上流の脇の公園にコイカルがいます。実は一人のカメラマンに教えてもらいました。コイカルは初めてですと言うと、そのカメラマンは自分で撮った写真を見せてくれて、「腰の脇が少しオレンジ色になっていますよ」と親切に教えてくれました。
それをもとに撮影した写真を見ると少なくとも2羽のコイカルがいました。
あとで調べると2羽とも雌のようです。

今週はすべてNikon 1 V1 に70−300mmズームレンズをつけた軽量カメラで撮影しました。地面にいることが多かったコイカルを撮るにはV1のファインダーは見にくいので、来週はD300を担いで再度行ってみたいと思います。

【初見】 コイカル

■井の頭公園(50)


□生田緑地 アカウソ


■野川(30) コイカル、イカル、シメ
2013/1月】 − 更新ページ −
1/28 - 2/3 (1)井の頭公園

間違いなくアカウソです!
昨年12月に善福寺公園で見たウソも胸がうっすら赤くなっているものもいて、それはアカウソだったのかもしれませんが、今回見たのははっきりアカウソとわかるものでした。
ウソには他にベニバラウソという亜種がおり、もしやそちらでは?と期待を抱きましたが、残念ながらそうではありませんでした。北海道ならともかく、井の頭公園までは来てくれないのでしょう。

(2)浅間山公園

前回はキクイタダキが間近に来てくれ、黄色い頭頂部の羽が撮影できたので、今度はその中の赤い羽根が撮れないかと行ってみました。
ところが、キクイタダキは間近に来るどころか姿がありません。やっと見つけたのは高い木の上の方で撮影はできませんでした。
代わりに近くに来てくれたのはあのルリビタキの雄です。じっとしていると、1mくらいまで近づいてきて、何だかこちらがじっくり観察されている気分です。

(3)野 川

浅間山公園から徒歩で野川へ。
前回ミヤマホオジロがいた場所にはすでにその姿は影も形もありません。
カワセミは武蔵野公園近くから御塔坂橋までの間に雄が5羽、雌が一羽いました。雌がそんなに少ないはずはないので、さらに多くの数がいるものと思います。
久しぶりに長距離を歩き、すっかり疲れてしまったので、最後は2羽の雄が縄張り争いを続けていましたが、そこで退散しました。

【初見】 アカウソ

■井の頭公園(50) アカウソ


□浅間山公園 人懐っこいルリビタキ♂


■野川(29) ♂同士の縄張り争い
1/21 - 1/27 (1)井の頭公園

今年は町の公園でもウソやキクイタダキが多いそうです。今年からこれらを真面目に撮り始めた私には去年までの様子はわかりませんが。

週末から70−300mmズームレンズ+Nikon 1 V1 で撮影しました。井の頭公園の散歩には従来のカメラでは重すぎ、腰痛対策のためにも軽量のこのシステムを追加しました。小さなバッグ込みで1.5kg程度になり、従来比−6kgで楽々です。
換算焦点距離は190−810mmになります。望遠端では解像感が甘いと言われているレンズですが、被写体までの距離が短かければ、解像感よく撮れています。しかし、通常は200mm(換算540mm)近辺で撮るようにするつもりです。

(2)浅間山公園

キクイタダキは針葉樹の高いところにいることが多いのですが、今回は葉の落ちた木の枝や目の前の笹に来てくれてじっくり撮影することができました。そのため、また多くの写真を載せてしまいました。
頭頂の黄色の部分は細いもの、太いものと個体によっていろいろですが、雄にはこの部分の中に赤い羽根があるそうです。残念ながら今回も見えませんでした。
ルリビタキは今回初めて幼鳥を確認しました。前回は雄と雌でしたが、今回は雄と幼鳥です。

鳥類の雛、幼鳥、若鳥、成鳥の定義が図鑑に出ていますが、このサイトの記述はいままでかなりいい加減でした。今後は気をつけますが、幼鳥以降の区別はなかなか難しそうで、今までとあまり変わらない結果になるのではないかと心配しています。
そして、さっそく心配は的中、上記の「ルリビタキの幼鳥」は「幼鳥」?「若鳥」?・・・一応、幼鳥としています。

■井の頭公園(49) パッチリ目のルリビタキとメジロ


□浅間山公園 キクイタダキ
1/14 - 1/20 (1)井の頭公園

14日は大雪です。10cmそこそこの積雪ですが、半日でそれだけ積もるほどで、降る様は大雪でした。
雪のあと、鳥たちはどうしているかと井の頭公園と善福寺公園に行き、いつもは撮らない鳥も撮影しました。

(2)善福寺公園

ウソはまだいるかな?と行ってみると、もう姿はありません。真っ赤なウソがいるという冗談なのか真面目な話なのかわからないような噂がありましたが、文字通り「真っ赤なウソ」でした。餌の木の芽はたくさんありますが、そればかり食べているのではないのでしょうね。
その代わり、前回いなくなっていたアメリカコガモがまたきています。善福寺川との間を行き来しているのかも知れません。
雪の日の翌々日はいつもとは違う鳥たちの姿が見られました。

■井の頭公園(49) 雪と鳥たち−井の頭公園編


■善福寺公園(6) 雪と鳥たち−善福寺公園編
1/7 - 1/13 (1)井の頭公園

今年に入ってカワセミのバトルを見ません。観察頻度が減っているためかもしれません。森ではルリビタキが朽ちた切り株の中から蜘蛛のような虫を捕まえ、口に放り込んだ!

(2)野 川

カワセミの他に冬鳥がいるかもしれないと思い、森や林が近くにある上流の方に行きました。
カワセミはいつも通り、500mくらいの間隔で縄張りをつくっています。
そして、先週のアリスイに続き新たにトモエガモとミヤマホオジロを初めて見ました。トモエガモは川の近くの小さな池に、ミヤマホオジロはやはり隣接する調整池(池と言っても水はなく、運動場のようになっている)にいました。
両者ともなかなかうまく撮れないので、とうとう3日間通い、写真も多くなってしまいました。

【初見】 トモエガモ、ミヤマホオジロ

■井の頭公園(49) ルリビタキが虫を捕まえた!


■野川(29) トモエガモ


■野川(29) ミヤマホオジロ
1/1 - 1/6 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年も穏やかなお正月です。
井の頭公園内の弁天様での初詣は皆の健康とともに、昨年から広がった鳥観察の幅がさらに広がりますようにと祈願しました。昨年末にワンちゃんが死んでしまい少し寂しい初詣でしたが、口達者な孫たちがそんな感傷を紛らわせてくれました。
例年と違い初詣の行列ができていて驚きましたが、当方の出足が遅れた為だったようです。

(1)井の頭公園

今年の初撮影は弁天池の雄のカワセミです。居心地がいいらしく何年も前から同じ場所にカワセミが止まりますが、同じ個体ではありません。

(2)秋ヶ瀬公園・彩湖

北風の強い4日、彩湖と秋ヶ瀬公園に行きました。
初詣のお賽銭が効いたのか、思いもかけずアリスイを見ました。初めてです。そして初めてがもう一つ、コゲラの雄の後側頭部にある赤斑を撮影できました。

【初見】 アリスイ

■井の頭公園(49) 今年初撮影は弁天池の雄


□秋ヶ瀬公園(3) アリスイ


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2013.1.6