伊佐沼の鳥たち(4)
2018年6月
・コアジサシ
2023年9月
・アマサギ、コアオアシシギなど |
'18.6.1
ハジロクロハラアジサシを撮影することを目的に伊佐沼に行きました。好天の天気予報に早めに行きましたが、現地は北風が吹き付け水面は波立っています。
これでは餌をとるのは難しいので、アジサシ類はいないかなという予想通り、いたのはカイツブリ、アオサギ、カルガモが各々少数だけでした。
ところが、沼の北側には波が静かな部分があったので行ってみると、十羽前後のアジサシが杭の上で北風に向かって背を屈めています。アジサシたちは定期的に飛び上がってはダイビングしたり、水面の魚を掬い取ったりしています。
魚を捕るショットは撮れませんでしたが、飛び上がったアジサシの嘴には小魚がくわえられていました。
残念ながらハジロクロハラアジサシはやって来ませんでした。 |
・コアジサシ

強い北風がふいていますが、沼の北側部分は比較的波が穏やかです
風に向かって背を屈めるコアジサシたち

少し離れた杭にも
コアジサシは全部で10数羽います

定期的に飛び上がっては餌探しをします




小魚を捕まえました

また餌捕りです

風に向かって餌探しをするので、すべて同じ方向の写真になってしまいます

一羽いたダイサギ、目先には婚姻色も見られますが、この時期でも嘴は黄色いのでしょうか?
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伊佐沼の鳥たち(4) |
'23.9.5
巾着田から伊佐沼まで足を延ばしました。伊佐沼は5年ぶりですが、気温35℃、暑いです。
水量が多く干潟がほとんどありません。また、池の中を通る遊歩道(橋)の周辺を埋めていた蓮もすっかりなくなっています。
鳥たちはダイサギ、アオサギのほかカワウが多数、アマサギとコアオアシシギが一羽いました。それらは暑さに耐えながら杭などの上でじっとしているばかりでした。
沼の周囲には田んぼが広がっており、そちらで餌をとるものと思いますが、杭の上で休んでいる様子は食事時ではないとようにも見え、観察はパスしました。暑さもあって、観察しに行こうとは思いつきもしなかったのが、本当のところです。 |
・アマサギ、コアオアシシギなど

柵の端っこにいるのはアマサギです


少し離れたところにはアオサギが口を開けています
そう、暑いよねー

こちらにはダイサギ、アオサギ、カワウ

更にその先にいるのはコアオアシシギのようです

同じシギ゙、一羽だけです


少しだけ残っている”干潟”にはチョウ

さっき巾着田で見たのと同じアカボシゴマダラでしょうか

戻ってくるとアマサギが隣に移っています
お昼過ぎ、最も暑い時間帯の30分間の観察でしたが、鳥たちは写真の場所から全く動きません
近くには水田が広がっていますが、今は食事時ではないようです
暑さも手伝って、田んぼを見回ろうとは思いつきもしませんでした
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