葛西臨海公園の鳥たち(2)
2016年3月
・ヘラサギとクロツラヘラサギ
12月
・捕食−ミサゴ、ハヤブサ、ウミネコ |
'16.3.30
西なぎさに行くと大きなサギ゙とそれより一回り小さいサギがいます。嘴は大きなしゃもじのよう、ヘラサギです。
後でわかりましたが大きい方がヘラサギ、小さい方がクロツラヘラサギで、両方とも初めて見ました。
2羽はひと時も離れることなく移動しながら、浅瀬で餌を採り続けています。
しばらく撮影した後、東なぎさ側の堤防の先端まで移動すると、その先にはカンムリカイツブリやスズガモの群れがいます。
なぎさを見ると2羽のサギはまだ食べています。そのうち、浜で遊んでいた子供が近づいたため、西側堤防の方へ飛んで行きました。やはり2羽一緒です。
ところで、本を見るとヘラサギとクロツラヘラサギは名前はサギですが、分類はサギ科ではなくトキ科なんですね。 |
・ヘラサギとクロツラヘラサギ

ヘラサギ

そのすぐ近くにいるのは一回り小さいヘラサギ
後でわかりましたが、こちらはクロツラヘラサギです

左がヘラサギ、右がクロツラヘラサギです
2羽は離れることなく餌を食べ続けています

立派な嘴です

こんな餌を食べています
魚のように見えますが何でしょうか?
これでは食べ続けなければお腹は満たせませんね

東なぎさ側の堤防の先端まで行きました
なぎさにはあの2羽のヘラサギの他にカワウ、コサギ、そして子供も・・・・暖かくなっています

沖の方にはカンムリカイツブリの群れ
夏羽になっているものと、まだ冬羽のままのものが混じっていますね

ちょっとした騒ぎ

後ろのクロツラヘラサギの近くに子供がやってきました

逃げ出すと

ヘラサギも飛び出し

西端まで飛んで行きました

西なぎさの中にもスズガモの大群がいます
カンムリカイツブリも混じっています

ヘラサギは西端の堤防から少し戻ってきています

西へ飛んで行ってから約一時間、いつの間にか東側堤防の近くに戻ってきています
地図を見るとこの間の距離は約700m
そして食べているのは先ほどと同じ小魚のようです

少しずつ潮が満ちてきていますが、食事は続きます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
葛西臨海公園に来る前に、もしやまだハクガンはいるのではないかと
荒川に行きましたが、・・・・・残念!

河川敷の草の実を2羽のカワラヒワが黙々と食べています

川にはカンムリカイツブリが一羽

鉄橋下にかたまっていたヒドリガモが川の中ほどにゆっくりゆっくり出てきました
50羽の群れです

さざ波が目立たないところにカンムリカイツブリがもう一羽います

波がほとんどおさまりました

先ほどの冬羽のカンムリカイツブリです

ヒドリガモは「ミューイ、ミューイ」と鳴きながらさらに岸近くにやってきました

河川敷にはお花畑が整備されています
2時間ほど河川敷をうろうろしましたが、ハクガンは来ませんでした
たまたま来なかったのか、すでに飛び去ってしまったのかはわかりません
|
'16.12.17
東京駅近くで忘年会があるので、その前に久しぶりに葛西臨海公園に行きました。
「なぎさ」ではミサゴやハヤブサ、ウミネコ、ユリカモメ、ズグロカモメ(初見)、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、スズガモなどのカモ類など多くの鳥たちを観察することができました。
東なぎさではミサゴが大きな魚を捕まえ、東西なぎさの間の水路ではハヤブサがハジロカイツブリをさらっていき、西なぎさではウミネコが水に首を突っ込んではカニを食べ放題。
「鳥類園」は駆け足で一回りしただけでしたが、久しぶりにオカヨシガモ、アオアシシギを、オナガやメジロ見ることができました。 |
・捕食−ミサゴ、ハヤブサ、ウミネコ

三番瀬や葛西臨海公園に来るとまず富士山を確認
西なぎさの向こうに見えました

東西なぎさ間の水路堤防、東なぎさ側にいたのはトビ
トビかノスリかどちらかなと思って撮影しました

水路に浮かんでいた2羽のハジロカイツブリ撮影したあと、
その水路堤防越しに東なぎさを見ると遠くにミサゴがいます
大きな魚を食べているよう

ミサゴは何かに邪魔されたのか、杭を飛び立って沖合に行ってUターン
近くを通って再び東なぎさへ

さっきの杭に戻って食べなおしです

水路の沖側にいたハジロカイツブリの小さな群れがざわつくので
ふと上を見ると、ハヤブサです

目の前の水路上をハヤブサは岸方向に飛んでいくので、ファインダーで追いながらシャッターを切り続けました
ファインダーから消えたり出てきたりしていて、そのとき何が起こったのかわかりませんでした

ピンボケばかりの写真の中でほぼピントが合ったものを見ると、鳥を捕まえています
何が捕まったのかと水路を見ると、先ほど撮影していた2羽のハジロカイツブリは一羽しかいません
ああ、どうして得意の潜水をしないのかと思いましたが、前の写真を見ると飛んで逃げているようです
ハヤブサはそのまま東なぎさの中へ飛び去り、見えなくなりました

事件後、西なぎさにはダイシャクシギが一羽

さっきからずっと目の前の杭にカモメが止まっています
ウミネコでした

気づくと水に潜っては何か捕まえています
潜るといってもここは浅い場所で、首を突っ込むだけ
そしてなんと潜るたびにいろんな種類のカニを捕まえては一飲みしたり、大きすぎて苦労したり、食べ放題です
それにしても、目つきが・・・・・・

近くにいたカメラマン夫婦に「ズグロカモメもいますよ」と教えてもらいました
ユリカモメに似ているが嘴が黒いとのことで、それらしいものを撮影した中に嘴の黒いのが写っていました
ズグロカモメは初めて見ましたが、次の機会にはもう少しはっきりした写真を撮りたいものです

向かってきたのはユリカモメでした

鳥類園の方に行こうと移動中、真っ黒に写っていた鳥はハヤブサでした
こちらも幼鳥のようで、さっきと同じ個体ではないかと思われます
・・・・・・・・・・・・・・・

鳥類園で

アオアシシギ
逆光なので嘴の水が光らないかなと撮影した中の一枚です
ピントが残念な「ダイヤモンド嘴」

こんなところにいるメジロ、初めて見ました
群れで、枝にいる虫を食べているのではないかと思います
蛇足です
1.大きな魚を運ぶミサゴの写真
撮影時は全く気づきませんでしたが、魚の頭はミサゴが食べてしまってありません。
それがはっきりわからない角度の写真を載せました。
2.ハヤブサ
以前にツミがサンコウチョウの幼鳥を捕まえているのを見てから、しばらくの間はツミを撮影しなくなりました。
ハヤブサに対しても同じような気がしています。ハヤブサが悪いのではありませんが。 |
|