霞ヶ浦の鳥たち(3)
2018年1月
・オオヒシクイとコミミズクを初めて見ました |
'18.1.19
3回目の霞ヶ浦、今回は霞ヶ浦南東部の初めて行く干拓地2か所と前回行った一か所を回りました。
目的はオオヒシクイとコミミズクそしてシギ・チドリの越冬場所を探すためです。
@最初に行った干拓地は広大でどこに行けばよいのかわかりませんでしたが、堤防の上から見ると遠くに丸い茶色の点の塊が見え、オオヒシクイであることがわかりました。
かなり遠いので干拓地の農道に降りて少し近づくとどこからか監視員が自転車でやってきて、「近寄らないで」というご注意。天然記念物のオオヒシクイの保護に当たるボランティアの人でした。一枚だけ撮らせてもらって引き上げました。
天然記念物だったことも、その保護にあたっている人たちがいることも知りませんでした。
A次は数km離れた霞ヶ浦に隣接する干拓地です
霞ヶ浦ではカワウの大群が魚を追って移動し、葦原では幼鳥らしいチュウヒが見られました。
Bそして最後は前回ハイイロチュウヒを初めて見た葦原です。
ここではコミミズクを初めて見ることができました。
今回は1.4倍のテレコンを使いました。ただ、コミミズクの撮影時は雲は厚く、ISOは6400になってしまい、さらにトリミングは避けられず、ざらつきの多い写真になってしまいました。
なお、シギ・チドリがいそうな場所は今回も見つけることはできませんでした。 |
・オオヒシクイ、コミミズクを初めて見ました
@ 初訪問の干拓地

広大な農地、どこに何がいるのかわかりません

堤防から見えた横一列に並んだ丸い粒粒がオオヒシクイでした
天然記念物のオオヒシクイの保護に当たるボランティアの人から「近寄らないで」というご注意
一枚だけ撮らせてもらいました
天然記念物であることも観察に制限があることも知りませんでした
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A @から数km離れた霞ヶ浦に隣接する干拓地

赤い実のなる木にジョウビタキ

手前のお地蔵さん? 頭に止まりました

霞ヶ浦にいるのはカワウの大群
後ろは筑波山

魚が移動するらしく、カワウも飛んではそれを追いかけているようです
飛び立つセグロカモメの幼鳥の後ろでカワウが大きな魚を捕まえていました

大群を追い払うように高速ボートがやってきた

ボートの先の大群が逃げていきます
写っているのは群れの一部、全体では・・・・何羽くらいいるのかわかりません
・・・・・・・
葦原へ

隣りの葦原に行くと2羽のチュウヒ
右は頭が白く、幼鳥かもしれません



このまま葦の中に消えました

葦原の上を2羽のミサゴが飛んでいます
霞ヶ浦が近いとはいえ葦原で何をしている?
その後、数羽のミサゴが葦原の中の空き地に降りているのを見て、疑問はさらに膨らみました
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B 前回ハイイロチュウヒを見た葦原へ

チュウヒ

ハイイロチュウヒもいました
3時を過ぎても偶にチュウヒ、ハイイロチュウヒが遠くを飛ぶだけなので、
曇ってきたが帰る前に観察場所を数百m移動 ⇒⇒ 幸運が待っていました

コミミズクです!
初めて見るコミミズクですが、写真は飛んでいるというより、浮かんでよそ見をしているよう


コミミズクは2羽いました
2羽のコミミズクは追いかけるように近くを飛んだので、慌ててシャッターを切りましたが
そのツーショットは完全なピンボケでした、残念です

ん?

向かってきた

何回も方向変更しながら飛び回っています


コミミズクは杭で休んではかなり広範囲を飛び回っていましたが、餌にありつけたのかどうかははっきりわかりませんでした
4時を過ぎて、あたりは薄暗くなり、引き上げることにしました
今回は1.4倍のテレコンを使い、何とか撮れました
ただ、コミミズクの撮影時は雲は厚く、ISOは6400、さらにトリミングは避けられず
写真はざらつきの多いものになってしまいました
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